Amazonが販売している電子書籍リーダー「Kindle端末」。
Kindleの電子書籍はスマホやタブレットでも閲覧することができますが、Kindle端末を利用すれば目が疲れることなく、集中して読書に取り組めるようになります。
これからKindle端末を購入しようと考えている方も多いと思いますが、以下のような疑問を抱いていませんか?
- 現行のKindle端末の中でおすすめのモデルは?
- Kindle端末の各モデルの特徴や違いを知りたい!
- 容量の大きさや広告の有無はどう選べばいい?
そこで本記事では、Kindle端末全4モデルを分かりやすく比較表にまとめ、各製品の特徴を1つずつ丁寧に紹介します。
実際に私は現行のKindle端末を全て所有しているので、それぞれの端末の良さを把握しています!(Kindleマニア)
実機を用いながらKindle端末の最適な選び方を紹介させていただきますので、ぜひ参考にしてください。
本記事を読んでいただければあなたにぴったりのKindle端末が見つかりますよ!
最新のKindle端末のおすすめポイント
・Kindle(第11世代)
[当サイトおすすめ]
・Kindle Paperwhite(第11世代):コスパ最強の人気モデル!迷ったらコレ!
・Kindle Oasis(第10世代):ページめくりボタンが快適!漫画を読む人におすすめ!
・Kindle Scribe:初の手書き入力機能搭載!アウトプットがはかどる!
▼動画で見たい方はこちらをチェック▼
【比較表】Kindle端末全4モデルの違いは?
2022年10月以降、最新のKindle端末は以下の4つのモデルが展開されています。
Kindle(無印) | Kindle Paperwhite | Kindle Oasis | Kindle Scribe | |
---|---|---|---|---|
世代 (発売年) | 第11世代 (2022年) | 第11世代 (2021年) | 第10世代 (2019年) | 第1世代 (2022年) |
本体価格 | 12,980円~14,980円 | 16,980円~21,980円 | 29,980円~40,980円 | 47,980円~59,980円 |
ディスプレイ | 6[インチ] | [インチ] | 6.8[インチ] | 710.2[インチ] |
解像度 | [ppi] | 300[ppi] | 300[ppi] | 300[ppi] | 300
フロントライト | LED4個 | LED17個 | LED25個 | LED35個 |
サイズ | 157.8×108.6×8[mm] | 174×125×8.1[mm] | 159×141×3.4~8.4[mm] | 196×230×5.8[mm] |
重さ | 154g | 205g | 188g | 432g |
容量 | 16GB | 8GB/16GB/32GB | 8GB/32GB | 16GB/32GB/64GB |
インターネット 接続仕様 | Wi-Fi | Wi-Fi | Wi-Fi/Wi-Fi+4G | Wi-Fi |
数週間持続 バッテリー* | 最大6週間 | 最大10週間 | 最大6週間 | 最大12週間 |
充電ケーブル | USB-C | USB-C | micro USB | USB-C |
ワイヤレス充電 | 非対応 | シグニチャーエディションのみ | 一部対応非対応 | 非対応 |
色調調整 ライト機能 | 非対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
明るさ自動 調整機能 | 非対応 | 一部 シグニチャーエディションのみ | 対応対応 | 対応 |
防水機能 | なし | IPX8等級 | ありIPX8等級 | ありなし |
ページめくり ボタン | 非対応 | 非対応 | 対応 | 非対応 |
手書き 入力機能 | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 対応 |
端末カラー | ブラック/デニム | ブラック/ライトグリーン/デニムブルー | グラファイト | タングステン |
キッズモデル | あり | あり | なし | なし |
特徴 | 低価格のエントリーモデル | コスパ最強の人気モデル | 高機能のハイエンドモデル | 史上初の手書き入力機能搭載 |
商品詳細 |
Amazon
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Amazon
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Amazon
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Amazon
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*明るさ設定13、ワイヤレス接続オフで1日30分使用した場合
上記の4モデルに加えて、キッズモデル(Kindle、Kindle Paperwhite)を合計した6機種が現在Amazonで販売されています。
モデルによって特に大きく異なるのが以下の3つです。
ディスプレイサイズ
Kindle(無印) | Kindle Paperwhite | Kindle Oasis | Kindle Scribe | |
---|---|---|---|---|
ディスプレイ | 6[インチ] | [インチ] | 6.8[インチ] | 7[インチ] | 10.2
サイズ | 157.8×108.6×8[mm] | 174×125×8.1[mm] | 159×141×3.4~8.4[mm] | 196×230×5.8[mm] |
重さ | 154g | 205g | 188g | 432g |
詳細 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
ディスプレイサイズは大きい端末ほどより広々とした画面で読書を楽しむことができます。
実際のサイズ感をイメージしやすくするために紙の漫画と並べてみました。
Kindle Scribeは10.2インチとタブレット並みの大きさですが、その他のモデルは紙の漫画と同じか少し小さいくらいのサイズ感です。
重さについても触れておくと、Kindle(154g)やKindle Paperwhite(205g)、Kindle Oasis(188g)はスマートフォンと同じくらいの重量となっており、携帯性にも優れています。(参考:iPhone14の重さ172g)
読みやすさ
Kindle(無印) | Kindle Paperwhite | Kindle Oasis | Kindle Scribe | |
---|---|---|---|---|
解像度 | [ppi] | 300[ppi] | 300[ppi] | 300[ppi] | 300
フロントライト | LED4個 | LED17個 | LED25個 | LED35個 |
色調調整ライト機能 | 非対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
明るさ自動調整機能 | 非対応 | 一部 シグニチャーエディション | 対応対応 | 対応 |
詳細 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
- 解像度
- ppi(pixels per inch)が高い方がより繊細に見える。300ppiあればくっきりと美しく文字が表示される。
- フロントライト
- スクリーン下部に配置されたLEDライトが上方向に画面を照らす構造になっている。
LEDライトの搭載が多いほどより明るくくっきり表示できる。 - 色調調整ライト機能
- スクリーンの色調を明るいホワイトからアンバーへ色の暖かさを調整できる機能
- 明るさ自動調整機能
- 周囲の明るさに応じてディスプレイを最適な明るさに調整する機能
文字の読みやすさに関しては2022年10月のアップデートにより、全てのモデルの解像度が300ppiになりました。
解像度が300ppiあると文字もくっきりしていて非常に読みやすいです。
Kindle端末にはE-inkという電子ペーパー技術が採用されているので、紙の本と変わらない読み心地が実現されています。
どのモデルを選んだとしても文字はハッキリ見えますが、明るさの機能は上位モデルに上がっていくに連れて性能が高くなっています。
上位モデルになるほどフロントサイトのLED搭載数は多くなるので、より明るいです。
とはいえ、個人的にはエントリーモデルの「Kindle(無印)」でも十分明るいと感じています!
また、色の暖かさだったり、明るさを自動調整したい方は上位モデルを選ぶようにしましょう。
防水機能
Kindle(無印) | Kindle Paperwhite | Kindle Oasis | Kindle Scribe | |
---|---|---|---|---|
防水機能 | なし | IPX8等級 | ありIPX8等級 | ありなし |
Kindle PaperwhiteとKindle Oasisには防水機能が搭載されています。
どちらもIPX8等級(深さ2mの真水に60分沈めても有害な影響がないレベル)を満たしているので、入浴中に読書をすることも全然可能です。
入浴中に本や漫画を読みたいと考えている人はKindle Paperwhite(第11世代)
【全6機種】各Kindle端末の特徴を紹介
ここではKindle端末全6機種の特徴を1つずつ紹介していきます。
Kindle:低価格のエントリーモデル
Kindle(無印) | |
---|---|
世代 (発売年) | 第11世代 (2022年) |
本体価格(16GB) | 【広告あり】12,980円 【広告なし】14,980円 |
ディスプレイ | 6[インチ] |
解像度 | 300[ppi] |
フロントライト | LED4個 |
サイズ | 157.8×108.6×8[mm] |
重さ | 154g |
インターネット接続仕様 | Wi-Fi |
充電ケーブル | USB-C |
防水機能 | なし |
端末カラー | ブラック/デニム |
価格が最も安い
サイズも小さく軽いので持ちやすい
上位モデルと変わらない文字の読みやすさ
Kindle端末の中でも最軽量で一番価格が安いのが「Kindle(無印)」です。
2022年10月に発売された第11世代では解像度が300ppiに上がり、上位モデルと変わらない文字の読みやすさを実現しました。
防水機能や明るさに関する機能は上位モデルよりも劣りますが、これらの機能が不要で安くKindle端末を購入したい方にはおすすめです。
ちなみにカラーはブラックとデニムの2色が展開されています!
- 電子書籍端末の入門として一番安い端末から試してみたい
- 小型で軽量のKindle端末が欲しい
- 防水機能はいらない
Kindle Paperwhite:コスパ最強の人気モデル
Kindle Paperwhite | |
---|---|
世代 (発売年) | 第11世代 (2021年) |
本体価格(8GB) | 【広告あり】16,980円 【広告なし】18,980円 |
本体価格(16GB) | 【広告あり】17,980円 【広告なし】19,980円 |
本体価格(32GB) シグニチャーエディション | 21,980円 【広告なし】 |
ディスプレイ | 6.8[インチ] |
解像度 | 300[ppi] |
フロントライト | LED17個 |
サイズ | 174×125×8.1[mm] |
重さ | 約205g |
インターネット接続仕様 | Wi-Fi |
充電ケーブル | USB-C |
色調調整ライト機能 | 対応 |
防水機能 | あり IPX8等級 |
端末カラー | ブラック/ライトグリーン/デニムブルー |
コスパ最強)
画面が明るく、スクリーンの色調まで調整できる
防水機能搭載
コスパ最強の人気モデルが「Kindle Paperwhite」。
ディスプレイサイズも6.8インチと比較的大きく、解像度も300ppiで文字がくっきりと美しく表示されるので非常に読みやすいデバイスです。
LEDの搭載数も17個あるのでKindle(LED4個)と比べてより画面が明るいですし、スクリーンの色調を調整できる機能もついています。
また、防水機能にも対応しているのでKindle Paperwhiteを使えば入浴中にも読書ができるようになります。
電子書籍の読みやすさや防水機能を重視してビジネス書や小説を読みたい人は「Kindle Paperwhite(8GB)」、加えてマンガもたくさん読みたい人は「Kindle Paperwhiteシグニチャーエディション(32GB)」がおすすめです。
シグニチャーエディションは通常版のKindle Paperwhiteとスペックはほぼ同じですが、以下の3つの点が異なります。
- 容量が32GB(漫画をたくさん読みたい人にとって最適)
- 明るさ自動調整機能(周囲の明るさを感知し、自動で画面の明るさを調整してくれる)
- ワイヤレス充電機能(ケーブルに接続せずに充電できる)
\迷ったらコレ!当サイトイチオシのデバイス/
- 最も満足できるKindle端末が欲しい
- Kindle端末の中でも人気のモデルを選びたい
- 入浴しながら本を読みたい
Kindle Oasis:高機能のハイエンドモデル
Kindle Oasis | |
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世代 (発売年) | 第10世代 (2019年) |
本体価格(8GB) | 【広告あり】29,980円 【広告なし】32,980円 |
本体価格(32GB) | 【広告あり】31,980円 【広告なし】34,980円 【4Gモデル】40,980円 |
ディスプレイ | 7[インチ] |
解像度 | 300[ppi] |
フロントライト | LED25個 |
サイズ | 159×141×3.4~8.4[mm] |
重さ | 約188g |
インターネット接続仕様 | Wi-Fi/Wi-Fi+4G |
充電ケーブル | micro USB |
色調調整ライト機能 | 対応 |
明るさ自動調整機能 | 対応 |
防水機能 | あり IPX8等級 |
端末カラー | グラファイト |
スイスイ読み進められる
人間工学に基づいたデザイン
防水機能搭載
Kindle Paperwhiteよりもさらに高機能なハイエンドモデルが「Kindle Oasis」です。
ディスプレイもKindle端末の中では相対的に大きい7インチサイズとなっており、解像度も300ppiあるので文字がくっきりと美しく表示されます。
LEDも25個搭載されているのでかなり明るく、スクリーンの色調を明るいホワイトからアンバーへ色の暖かさを調整できる機能が付いています。
また、最大の魅力は片手が塞がっていても楽にページを読み進められる「ページ送りボタン」が搭載されていること。
漫画をたくさん読みたい人におすすめしたいデバイス!
加えて、Kindle Oasisには防水機能も搭載されています。
少し値段は高くなりますが、「Kindle Oasis」はKindle端末の中でも最も高機能に仕上がっているので、よりよい読書環境を手に入れたい方におすすめです。
- 一番快適な電子書籍端末で本を読みたい
- 漫画などスイスイページを読み進めたい
- お風呂で漫画を読みたい
Kindle Scribe:史上初の手書き入力機能搭載
Kindle Scribe | |
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世代 (発売年) | 第1世代 (2022年) |
本体価格(16GB) | 47,980円【スタンダードペン付】 51,980円【プレミアムペン付】 |
本体価格(32GB) | 54,980円【プレミアムペン付】 |
本体価格(64GB) | 59,980円【プレミアムペン付】 |
ディスプレイ | 10.2[インチ] |
解像度 | 300[ppi] |
フロントライト | LED35個 |
サイズ | 196×230×5.8[mm] |
重さ | 約433g |
インターネット接続仕様 | Wi-Fi |
充電ケーブル | USB-C |
色調調整ライト機能 | 対応 |
防水機能 | なし |
端末カラー | タングステン |
直接メモを書き込める
10.2インチの大画面で読書できる
ノートブックも自由自在に作成できる
Kindle Scribeは2022年11月に発売されたKindle端末史上初の手書き入力機能が搭載されたモデルです。
10.2インチの大画面で付属のペンを使用してメモが取れる点が他のモデルとは大きく異なります。
価格こそ高いですが、より大きな画面サイズで電子書籍を読みながらアウトプットもできる点は魅力です。
ノートブックも自由自在に作成できるので、デジタルノートブックとしても活用できます!
- 電子書籍を読みながらメモを同時に取りたい
- より画面サイズが大きい電子書籍専用端末が欲しい
- デジタルノートブックが欲しい
Kindle キッズモデル:子ども向けの入門デバイス
Kindle キッズモデル | |
---|---|
価格 | 14,980円 |
ディスプレイ | 6[インチ] |
解像度 | 300[ppi] |
フロントライト | LED4個 |
サイズ | 158.8×114.4×13.6[mm] *キッズカバー含む |
重さ | 約256g *キッズカバー含む |
容量 | 16GB |
インターネット接続仕様 | Wi-Fi |
バッテリー | 最大6週間 |
充電ケーブル | USB-C |
色調調整ライト機能 | 非対応 |
防水機能 | なし |
端末カラー | ブラック |
キッズカバー | スペースホエール/ユニコーンバレー/サブマリン |
同梱物 | 本体、キッズカバー、USB-C充電ケーブル、クイックスタートガイド |
保証 | 2年間 |
Amazon Kids+ | 1年間追加料金なしで対象のキッズコンテンツが読み放題 |
「Kindle キッズモデル」はKindleと同じスペックですが、子どもの読書や学習により最適化されたデバイスです。
Kindleはもともと本を読むことに特化したデバイスなので、ゲームをしたり動画を見ることができませんし、広告も排除されているので子どもが読書に集中できる環境を作ってあげられます。
また、親としても「Amazonペアレントダッシュボード」で使用できるコンテンツを制限できたり、利用状況の確認、1日の利用時間の制限ができる点も安心。
そして、なんといってもキッズモデルの最大の魅力は子ども向けのコンテンツが読み放題となる「Amazon Kids+」が1年間無料で利用できることです。
児童書の名作や学習マンガ、「ハリーポッター」、「ディズニー」、「名探偵コナン」などが読み放題となります。
「Amazon Kids+」自体、年間9,800円かかるサービスなのでかなりお得ですね!
- 子ども向けに一番安いKindle端末を買ってあげたい
- 子どもに読書習慣を身につけさせてあげたい
Kindle Paperwhite キッズモデル:子ども向けのハイエンドデバイス
Kindle Paperwhite キッズモデル | |
---|---|
本体価格(8GB) | 18,980円 |
本体価格(16GB) | 19,980円 |
ディスプレイ | 6.8[インチ] |
解像度 | 300[ppi] |
フロントライト | LED17個 |
サイズ | 175.5×129.2×13.5[mm] *キッズカバー含む |
重さ | 約321g *キッズカバー含む |
インターネット接続仕様 | Wi-Fi |
バッテリー | 最大10週間 |
充電ケーブル | USB-C |
色調調整ライト機能 | 対応 |
防水機能 | あり IPX8等級 |
端末カラー | ブラック |
キッズカバー | ブラック/エメラルドフォレスト/ロボットドリーム |
同梱物 | 本体、キッズカバー、USB-C充電ケーブル、クイックスタートガイド |
保証 | 2年間 |
Amazon Kids+ | 1年間追加料金なしで対象のキッズコンテンツが読み放題 (年間9,800円相当) |
「Kindle Paperwhite キッズモデル」はKindle Paperwhiteの性能に準拠した子ども向けのハイエンドデバイスです。
Kindle キッズモデルと比べてより画面サイズが大きくて明るい特徴があります。
また、防水機能も付いているので、入浴中に読書ができるのはもちろん、アウトドアでも利用しやすいです。
加えてキッズモデルは2年間の限定保証が付いており、予期しないアクシデントによってKindle端末が破損・故障した場合でも返品すれば無償で交換することができます。
防水機能も付いていて2年間の保証もあるので、安心して子どもにKindle端末を持たせられますね!
より画面が見やすい高機能な読書端末を子どもに持たせたい方は「Kindle Paperwhite キッズモデル」がおすすめです。
- 子ども向けに高機能でより画面が見やすい電子書籍端末を買ってあげたい
- 外で読書することも想定して防水機能をつけてあげたい
Kindle端末のオプションの選び方
購入するモデルが決まったら、容量や広告などのオプションを選択していきましょう。
Kindle端末を購入する前に知っておきたいポイントは以下の5つ!
容量は購入する本の種類に応じて選ぶ
Kindle端末の容量は「8GB」「16GB」「32GB」「64GB」の4種類があります。
容量 | Kindle無印 第11世代 | Kindle Paperwhite 第11世代 | Kindle Oasis 第10世代 | Kindle Scribe 第1世代 |
---|---|---|---|---|
8GB | – | 16,980円【広告あり】 18,980円【広告なし】 | 29,980円【広告あり】 31,980円【広告なし】 | – |
16GB | 12,980円【広告あり】 14,980円【広告なし】 | 17,980円【広告あり】 19,980円【広告なし】 | – | 51,980円【広告なし】 |
32GB | – | 21,980円【広告なし】 | 32,980円【広告あり】 34,980円【広告なし】 | 54,980円【広告なし】 |
64GB | – | – | – | 59,980円【広告なし】 |
この本体ストレージ容量によってKindle端末で保存できる書籍の数が異なります。
実際に「8GB」「16GB」「32GB」の容量ごとに何冊の本を格納することができるのか試算してみた結果がこちらです。
8GB | 16GB | 32GB | |
---|---|---|---|
小説 | 1,979冊 | 4,247冊 | 8,673冊 |
ビジネス書 | 988冊 | 2,120冊 | 4,329冊 |
漫画 | 93冊 | 200冊 | 409冊 |
64GBは32GBのおおよそ倍の冊数が格納できるとお考えください。
小説やビジネス書などテキスト主体の本を読むのであれば、8GBでも数千冊保存することができるのでどちらの容量を選んでも問題ありません。
ただし、漫画を読むのであれば8GBだと100冊程度しか保存ができないので、Kindle端末で漫画を読みたい人は16GBもしくは32GBを買っておきましょう。
容量はあとで追加することはできないので、事前にしっかりと決めておきたいですね!
チェックポイント
小説やビジネス書を中心に読むのであれば、8GBでもOK!
漫画を読む場合は16GBもしくは32GBにしておくことがおすすめ!
広告の有無は予算に応じて選ぶ
同じスペックのKindle端末でも広告がついているものとついていないものがあり、広告の有無によって値段が異なります。
容量 | Kindle無印 第11世代 | Kindle Paperwhite 第11世代 | Kindle Oasis 第10世代 | Kindle Scribe 第1世代 |
---|---|---|---|---|
8GB | – | 16,980円【広告あり】 18,980円【広告なし】 | 29,980円【広告あり】 31,980円【広告なし】 | – |
16GB | 12,980円【広告あり】 14,980円【広告なし】 | 17,980円【広告あり】 19,980円【広告なし】 | – | 51,980円【広告なし】 |
32GB | – | 21,980円【広告なし】 | 32,980円【広告あり】 34,980円【広告なし】 | 54,980円【広告なし】 |
64GB | – | – | – | 59,980円【広告なし】 |
広告の有無によって2,000円ほど価格が変わりますが、予算に余裕があるならば「広告なし」モデルがおすすめです。
「広告あり」のデバイスだと、スリープモード時のスクリーンセーバーに広告が表示されたり、ホーム画面の下段に広告が表示されます。(読書中に広告が表示されることはありません)
特に大きな差となるのが、画面起動時の動作です。
「広告あり」モデルでは毎回起動する度にスワイプしてロック解除を行わなければならないので、読書に入る前に1タップ余計な動作が増えてしまいます。
一度「広告あり」の端末を購入してしまうと、デバイスを買い替える以外に広告を消す方法はないので注意が必要です。
広告自体は全く気になりませんが、操作性を考えると2,000円高くても「広告なし」モデルを推奨します!
チェックポイント
予算に余裕があるならば「広告なし」モデルの端末を購入しよう!
接続方式は自身のWi-Fi環境に応じて選ぶ
Kindle端末は基本的にWi-Fi接続仕様となっていますが、Kindle OasisのみWi-Fi+4Gモデルが用意されています。
Kindleはオフライン環境下でも読書することが可能ですが、書籍の購入時とダウンロード時のみインターネット環境が必要となります。
自身のインターネット環境が整備されていれば全く不自由なくKindle端末を利用することができますが、通信速度制限がかかった状態でスマホからテザリングして書籍をダウンロードするとかなりストレスに感じると思います。
もし、インターネット環境が整備されておらず、少しでもストレスフリーな状態で書籍の購入やダウンロードがしたいという方はWi-Fi+4Gモデルを検討しても良いかもしれません。
Wi-Fi+4Gモデルは本体代が高くはなりますが、Amazonが4G回線利用料を負担してくれるので、インターネット環境を気にせずどこでも電子書籍の購入とダウンロードができるようになります。
ただし、漫画や雑誌は4G回線でダウンロードができないのでその点はご注意ください。
現在、Wi-Fi+4GモデルはKindle Oasisの32GB・広告なしモデルのみの取り扱いとなっています。
チェックポイント
インターネット環境を気にせずストレスフリーでどこでも読書ができるようにしたい方はWi-Fi+4Gモデルがおすすめ!
Kindle Unlimitedのオプションはつけるとお得
Kindle端末を購入する際はオプションとして3ヶ月分のKindle Unlimitedをつけることができます。
Kindle Unlimitedは対象の電子書籍が読み放題で利用できるサービスです。
通常は月額980円で利用できるサービスですので、3ヶ月分のKindle Unlimitedのオプションをつければ2,940円もお得になります。
Kindle Unlimitedのオプションはつけてもつけなくても値段は変わらないので付けておくことを推奨します!
ちなみにKindle Unlimitedを既に利用している方もこのオプションをつけることは可能です。
既存のKindle Unlimited会員の方は支払い済みの会員期間または無料体験期間の終了後から3ヶ月無料になります。
チェックポイント
3ヶ月分のKindle Unlimitedのオプションをつけると2,940円もお得!忘れずにつけておこう!
Kindle端末を長く使うために知っておくべきこと
これまで紹介してきた内容がKindle端末の最適なモデルと必要なオプションを選ぶために必要な情報の全てです。
最後にKindle端末を長く使うために知っておくべきことを紹介させていただきます。
それはKindle端末はディスプレイさえ傷つけなければ長期にわたって利用できるデバイスであること。
Kindle端末には高解像度ディスプレイが搭載されており、紙の本と変わらない読み心地を実現しています。ただ、素材は傷がつきにくいガラス製ではなく、傷つきやすい樹脂製(プラスチック)です。
画面が割れてしまってはせっかくのKindle端末が台無しになってしまうので、個人的にはカバーや保護フィルムをつけることを推奨します。
カバーや保護フィルムについては下記の記事で詳しく解説しておりますので、併せてご覧ください。
また、Kindle端末は新品で購入した場合、1年間の保証がついています。
通常の使用状況において発生した材料および製造技術上の瑕疵に基づく損害について補償が行われます。
私も1度Kindle端末が故障したことがあるのですが、保証が適用されて新しい端末に交換してもらえたことがありました!
そして、この保証については「延長・事故保証プラン」に加入することで手厚くすることができます。
カバーや保護フィルムを付けたくない人は「延長・事故保証プラン」に加入して、いざという時の保証を付けておくと安心です。
チェックポイント
Kindle端末はディスプレイさえ傷つけなければ長期で利用できる!
ディスプレイを傷つけないためにカバーや保護フィルムを貼ることを推奨!もしくは「延長・事故保証プラン」に加入しておくと安心!
Kindle端末を安く購入するならセールが狙い目
Kindle端末はAmazonが開催するセールで割引されることがあります。
セールの時期とKindle端末の割引の大きさを表にまとめるとこんな感じ。
時期 | セール名 | 割引のインパクト |
---|---|---|
1月 | 初売りセール | 中 |
3月 | 新生活セール | 中 |
7月 | プライムデー | 大 |
11月 | ブラックフライデー | 大 |
不定期 | タイムセール | 小 |
特に狙い目は7月に開催されるプライムデーと11月に開催されるブラックフライデー。
これらのビッグセールが近いのであれば待った方が良いですが、最近はKindle端末の割引額も小さくなっているので通常購入してもOKです!
昨年(2022年)のKindle端末のセール開催実績
時期 | セール名 |
---|---|
2022/11/25~12/1 | ブラックフライデー |
2022/8/27~8/29 | タイムセール |
2022/7/12~7/13 | プライムデー |
2022/6/18~6/20 | タイムセール |
2022/5/28~5/30 | タイムセール |
2022/4/24~4/26 | タイムセール |
2022/3/26~3/29 | 新生活セール |
2022/2/26~2/28 | タイムセール |
2022/1/3~1/6 | 初売りセール |
【メリット】Kindle端末があればできること
誤解のないようにお伝えしておくと、Kindleストアで購入した電子書籍はKindle端末がなくてもスマホやタブレットで閲覧可能です。(Kindleアプリのダウンロードが必要)
では手持ちのスマホやタブレットで電子書籍が読めるにもかかわらず、なぜ別途お金を払ってまでKindle端末を購入して読書をする人が多いのでしょうか。
それは以下にあげるようなKindle端末を購入することによって得られるメリットが非常に大きいからです。
私もこれらのメリットが非常に大きかったので、Kindle端末を購入して読書をしています!
1.どこでも快適に読書ができる
Kindle端末の本体はいずれも200g前後と非常に軽くて持ち運びやすいですし、明るさや色合いも調整できるのでどこでも快適に読書できます。
家や電車などでの移動の際はもちろん、外で読書をする場合も画面に光が反射しないのでストレスなく読書が楽しめます。
読書好きな人にとっていつでもどこでも読書ができる環境が手に入るのは非常に嬉しいことです!
2.寝る前でもブルーライトを浴びずに読書ができる
個人的に感じるKindle端末を利用する最大のメリットはブルーライトがカットされた目に優しい設計になっていることです。
ブルーライトはスマホやタブレット、PCといったデジタルデバイスから発される青色の光で眼精疲労や睡眠不足といった健康への悪影響が懸念されます。
特に寝る前は、数々の睡眠に関する本でも取り上げられているように、睡眠の質を高めるためにブルーライトを浴びないことが重要であると言われています。
Kindle端末は直接光を目に当てない「フロントライト方式」を採用しており、ブルーライトの影響を最小限に抑えています。
私も毎日寝る前の読書を習慣化しているので、ブルーライトがカットされたKindle端末に助けられています。
3.読書に集中できる
Kindle端末は読書に専念するための環境が整った最高のデバイスです。
スマホやタブレットといった多機能デバイスとは異なり、Kindle端末は読書に必要のない機能は全て削ぎ落とされています。
Kindle端末を手にすれば良くも悪くも読書しかできません。
Kindle端末で読書をすれば通知が気になることもないので、読書に集中することができます。
4.オフライン環境下でも本が読める
Kindle端末は事前に本を購入してダウンロードさえしておけば、インターネットに接続していない環境でも読書することができます。
飛行機に乗って移動する際のオフライン環境下でも快適に読書することが可能です。
スマートフォンでテザリングさえできれば、自宅にWi-Fi環境が整備されてなくても十分Kindle端末が利用できますよ。
私もスマホのテザリングからKindle端末に本をダウンロードしています。
5.入浴中に読書ができる
Kindle端末の中でも防水機能を搭載していれば、入浴中でも読書ができるようになります。
「Kindle Paperwhite」と「Kindle Oasis」の端末にはIPX8等級の防水性能が搭載されています。
どれくらいの防水性能かというと、深さ2mの真水に60分沈めても有害な影響が出ないレベルです。
これほどの防水機能を備えているので、入浴中に読書ができるのはもちろん、雨に濡れたり、水場に落としてしまったとしても安心できます。
【デメリット】Kindle端末でできないこと
Kindle端末を利用するメリットは非常に大きいですが、注意点としてKindle端末でできないことも知っておきましょう。
具体的には以下のことはKindle端末で行うことができません。
1.カラー表示ができない
Kindle端末はカラー表示に対応していないので、白黒で読むことしかできません。
小説やビジネス書を中心に読書をされる方にとっては問題ありませんが、カラーで漫画や雑誌を読みたい人には向いていないデバイスです。
カラーで漫画や雑誌を読む目的でKindleストアを利用するのであれば、スマホやタブレットを利用するようにしましょう。
同じAmazonのデバイスでカラーの書籍を読みたい場合は、比較的手頃な価格で購入できる「Fireタブレット」を利用してみてはいかがでしょうか。
2.紙の本のようにページをパラパラめくれない
Kindleは紙の本と変わらない読み心地を実現しているものの、実物は存在しないので紙の本のようにページをパラパラめくることができません。
もちろんKindleも特定の箇所にジャンプする機能はありますが、見たい部分をサッと確認するという点では紙に軍配が上がります。
また、紙の本を触っている時の質感が好きであるならば、Kindleでの読書ではその質感を味わうことができないことは一応考慮しておきましょう。
3.Kindleストアで購入した本以外は読めない
Kindle端末で読めるのはKindleストアで購入した電子書籍、もしくは自分で追加したPDFファイルとなります。
「Kobo」や「BookLive!」、「eBookJapan」など他社で購入した電子書籍はKindle端末で読むことができません。
これからKindle端末での読書を考えている方はKindleストアを利用するようにしましょう。
4.後で容量を追加したり、広告を外すことはできない
Kindle端末は購入する前に容量や広告の有無を選択しなければなりませんが、これらは購入後に変更することができないので注意が必要です。
値段は少し高くなりますが、漫画を読む場合は余裕を持って「32GB」、ストレスなく読書したいのであれば「広告なし」モデルを購入しておくと後で後悔せずに済むかもしれません。
5.読み上げ機能が使えない
iPhoneでKindleアプリから電子書籍を読む場合、知る人ぞ知る裏技としてiPhoneで画面の読み上げ設定をONにすると、電子書籍を音声で読み上げてもらうことができます。
ただ、Kindle端末には音声を読み上げる機能が備わっていないので、何かしながら本を聴くといった使い方はできません。
とはいえ、iPhoneとKindleを組み合わせた読み上げ機能もめちゃくちゃ機械的で人によってはきついと感じると思います。
私も”聴く読書”自体はすごくいいと思っていて、プロのナレーターが朗読してくれるAmazonのサービス「Audible」を利用しています。
月額1,500円で対象の本が聴き放題といった神サービスなので、ぜひ気になる方は利用してみてください。(30日間は無料で体験できます)
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Kindle端末を購入する際のよくある質問
Kindle端末を購入するにあたって気になるであろう点をQ&A形式にまとめました。
- Kindle端末の使い方は初心者でも難しくない?
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Kindle端末はシンプルに読書しかできないデバイスなので、操作も非常に簡単です。
初心者向けの操作方法は下記の記事で解説しておりますので、併せてご覧ください。
- Kindle端末の寿命はどれくらいですか?
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人によって異なるため、一概にKindle端末の寿命について言及することはできません。
ただ、新品で購入したKindle端末は2,3年以上問題なく使えている方が多いです。中には5年以上活用していたりする人もいます。
Kindle端末を長く利用するためにはカバーや保護フィルムをつけて毎日大切に扱いましょう。また、安心してKindle端末を2,3年使い続けたい方は「延長・事故保証プラン」に加入するのもおすすめです。
- 使わなくなったKindle端末は売却することができますか?
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はい。使わなくなったKindle端末はデータを初期化して売却することが可能です。
メルカリなどのフリマアプリで売却すると、Kindle端末はリセールバリュー(再販売する時の価値)も高いです。
データの初期化の方法やおすすめの売却先は下記の記事で紹介しておりますので、興味がある方は参考にしてください。
【迷ったらコレ】おすすめはコスパ最強のKindle Paperwhite!
以上、Kindle端末の購入を検討している方に向けて、Kindle端末の最適な選び方と各Kindle端末の特徴を紹介させていただきました。
Kindle端末のモデルは全部で4つありますが、分かりやすく価格とスペックが比例しているので、自身にとって必要な機能を踏まえて最適なKindle端末を選んでください。
もし、まだどのKindle端末を購入しようか決められないという方は「Kindle Paperwhite」を軸に考えてみるといいかもしれません。
「Kindle Paperwhite」は高機能でありながら価格も抑えられているコスパ最強の人気モデルなのである程度の予算が出せる方にはおすすめです。
一方、Kindle端末の軽さや価格を抑えることを重視したい方はエントリーモデルの「Kindle」がおすすめです。
また、比較的お金に余裕があり、最高の読書環境を手にしたい方はハイエンドモデルの「Kindle Oasis」をおすすめします。
より大きな画面でメモを取りながら読書を楽しみたい方は「Kindle Scribe」がおすすめです。
本記事がKindle端末を購入しようと考えている方にとって少しでも参考になれば幸いです。
ぜひ素敵なKindle読書ライフをお楽しみください!