Amazonが運営を手掛けるオーディオブックサービス「Audible」に興味があり、基本的な使い方やおすすめの利用シーンを知っておきたい人も多いのではないでしょうか。
Audibleは基本的な操作も簡単ですし、耳さえ空いていればいつでもどこでも本を聴くことができます。
本記事では、Audibleをより便利に活用していただくために、Audibleのおすすめの利用シーンや効果的な使い方を私の実体験も交えながら紹介させていただきます。
まだあまり”聴く読書”に馴染んでいない方は本記事で紹介しているおすすめの活用法を参考にして、Audibleをより効果的に楽しんでください。
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オーディブルの基本的な使い方
Audibleの操作方法は非常に簡単です。
まずは専用のアプリをインストールし、アプリ内から聴きたい本を選択しましょう。
Audibleで本を聴く方法は2種類。
①聴き放題の対象となっている本を選ぶ。(聴き放題プランは月額1,500円)
②オーディオブックを単品購入する。(1冊あたり3,000~5,000円。Audible会員なら30%OFF)
聴きたい本を選択すると、下記の画像のように「再生」もしくは「ライブラリーに追加」が選べます。
- 再生
- 「再生」ボタンはストリーミング再生を意味しており、インターネットに接続している状態ですぐに再生が可能となる。
- ライブラリーに追加
- 「ライブラリーに追加」をすると、ライブラリーにオーディオブックを格納し、オフラインで再生できる。インターネット環境がない状況でオーディオブックを楽しみたい場合は事前にダウンロードしておこう。
そして、実際にオーディオブックの再生をスタートさせると下記の画面が表示されます。
基本的な6つの機能について簡単に紹介しておきます。
機能 | 内容 |
---|---|
①再生速度 | 再生速度を0.5倍〜3.5倍まで自在に調整可能。 |
②目次 | 書籍の目次に対応しており、選択することで該当箇所にジャンプして聴くことができる。 |
③スリープタイマー | 5分〜120分といった時間に区切ってタイマーを設定することが可能。寝る前にこの機能を設定しておくことで永遠にオーディオブックの音声が流れることを防げる。 |
④クリップ | 気になった内容があれば、現在聴いている内容をブックマークすることができる。該当箇所にメモを追記することも可能。 |
⑤ドライブモード | ドライブ中に利用できるように、機能を絞って表示してくれる。 |
⑥詳細メニュー | 付属資料やPDFを確認することができたり、クリップした内容を振り返ることができる。 |
Audibleは本の内容がメモできないんじゃないかと心配になられる方もいらっしゃるかもしれませんが、クリップ機能を利用すれば気になった箇所を記録し、メモを追記することができます。
また、Audibleで再生を回しながら眠りにつかれる方も多いと思いますので、その際はスリープタイマー機能を有効活用してくださいね。
オーディブルのおすすめ利用シーン
Audibleの利点は「ながら聴き」ができることであり、様々なシーンで役に立ちます。
ここでは、特におすすめのAudible利用シーンを5つ紹介させていただきます。
移動時間
電車やバスでの移動時間はAudibleを有効活用できるチャンスです。
通勤ラッシュの時間帯だと公共交通機関も混んでいることが多く、なかなかスペースを取って何か作業をするということは難しいと思います。
しかし、Audibleは耳さえ空いていれば本の内容をインプットできるので、移動時間を有益な時間に変えることが可能です。
普段はなかなか読書をする時間が取れない方でもAudibleなら内容もすんなりと入ってきやすいですし、通勤スタイルはそう変わるものではないので安定した読書習慣が手に入れられます。
片道20〜30分の通勤がある方なら毎日Audibleを聴くだけでも相当な量のインプットが積み上がります!
また、車で通勤をされている方も先ほど紹介した「ドライブモード」を利用してAudibleを聴いてみてはいかがでしょうか。
運動
ウォーキングやランニングなどの運動とAudibleを組み合わせるのはかなりおすすめです。
株式会社オトバンクの代表取締役会長を務める上田渉さんの著書『超効率耳勉強法』でもオーディオブックとトレーニングの親和性は非常に高いと書かれていました。
運動しながらオーディオブックを聴けば、聴くことに意識が持っていかれることによって運動に対する苦しさが半減するそうで、体力や筋力の限界を伸ばす結果につながるとのこと。
- オーディオブックを聴きながら散歩するようになってから散歩時間が延びた
- ランニング中にオーディオブックを聴いたら走行距離が長くなった
というケースも多いみたいですし、運動と自己啓発を両立できるのでぜひ取り入れてください。
私も散歩とAudibleを組み合わせて利用しています!
家事
毎日のルーティーンとしてやっている家事にもAudibleを組み合わせることをおすすめします。
主婦や1人暮らしの方であれば、下記のような家事に取り組むことが多く、耳が空いているケースが多いと思います。
- 洗濯物を干す
- お風呂やトイレ掃除
- 食器洗い
毎日ルーティーンでやっていることであれば、何も考えずにできることが多いため、意外と聴くことに集中できますよ。
英語の学習
英語などの語学学習にもAudibleを活用することができます。
Audibleは海外の作品の取り扱いが桁違いに多いですし、英語を学習するためのコンテンツも充実しています。
語学学習は実際の発音や文章のリズムを聴くことも重要なので、ぜひ英語の学習にAudibleを役立ててください。
すき間時間を有効活用して毎日英語に触れましょう!
寝る前
統計データや調査に基づくエビデンスはまだ出ていないものの、オーディオブックを聴くと眠りやすくなると言われています。
理由は以下の2つ。
- オーディオブックを聴いていると余計なことを考えなくなり、心配事が気にならなくなる
- オーディオブックの音声が、リラクゼーション効果やヒーリング効果を与える
実際に睡眠導入を目的としたオーディオブックは導入されていますし、オーディオブックに眠りを求めて活用している人は多いようです。
オーディオブックは安眠・快眠の手助けをしてくれるとのことなので、寝つきが悪いという方は一度ぜひ試してみてください。
先ほど紹介した「スリープタイマー」をかけることを忘れずに!
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【効果絶大】オーディブルの賢い使い方
Audibleを初めて使う方やまだあまり使い慣れていない方の中には、オーディオブックを聴いていても本の内容がなかなか頭に入ってこないと感じる人もいるのではないでしょうか。
私自身もAudibleを利用し始めた頃はなかなか効果を感じづらかったですが、内容が頭に入ってきやすいおすすめの使い方を見つけました。
その活用方法を3つ紹介させていただきます。
過去に読んだことのある本の復習としてAudibleを聴く
まず1つ目は過去に読んだことのある本の復習としてAudibleを聴くことです。
過去に読んだことのある本であれば、内容も何となく覚えているので、耳からインプットした内容がすんなりと頭に入ってきます。
また、オーディオブックは本との対話がしやすいメリットがあるので、過去には手に入らなかった新たな気づきが得られるかもしれません。
なかなか1度読んだ本は復習する機会がないと思うので、過去に読んでよかったと感じる本がAudibleの聴き放題の対象になっているのであればぜひ聴いてみてください。
私もAudibleでは過去に読んだ本を聴き直すことが多いです!
Audibleを聴きながら同じ本を読む
2つ目はAudibleを聴きながら同じ本を読むことです。
実際にテキサスA&M大学の研究チームが2020年に発表した論文によると、オーディオブックを聴きながら同じ本を読むと、単なる読書だけのときよりも読解力が上がることが分かっています。
この方法を実践するには本とオーディオブックを両方揃える必要がありますが、科学的にも効果が認められているのでぜひお試しください。
flierで事前に本の要約に目を通す
3つ目はAudibleを聴く前にflierで事前に本の要約を読むことです。
flierはビジネス書を中心にプロのライターが1冊10分程度にまとめた要約を読み放題で利用できます。
Audibleを聴く前にflierでその本の要点を掴んでおけば音声でも内容がスッと入ってきます。
私も本を読む前にflierで要約に目を通す効果を実感しているので、ぜひ読書の効果を上げたい方はお試しください!
まとめ:オーディブルを使い倒そう!
以上、Audibleのおすすめの活用シーンや使い方を紹介させていただきました。
Audibleは聴き放題のコンテンツも非常に充実していますし、プロのナレーターが朗読してくれているので内容も入ってきやすいです。
耳さえ空いていればどんなシーンでもAudibleは活用することができるので、ぜひすき間時間を有効活用してAudibleを使い倒してくださいね。
もしまだAudibleに登録されていないのであれば30日間は無料でお試しすることができます。
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