2025年7月24日にKindle端末初のカラー対応モデル「Kindle Colorsoft」の発売が発表されました。
ようやくKindle端末でもカラーで視覚的に電子書籍を楽しめるようになったので、購入を検討している人も多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、実際に私が利用しているKindle Colorsoftの使用感をレビューし、カラーモデルの魅力や気になる点を正直にお伝えします。
記事の後半ではKindle Colorsoftの選び方も解説しているので、Kindle Colorsoftのどのモデルを購入しようか悩んでいる方は併せて参考にしてください。
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Kindle Colorsoftの外観

Kindle Colorsoftのスペック | |
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発売年 | 2025年 |
価格 | 【通常モデル】39,980円 【シグニチャーエディション】44,980円 【キッズモデル】42,980円 |
ディスプレイ | 7インチ |
解像度 | 白黒:300ppi カラー:150ppi |
サイズ | 176.7×127.6×7.8mm |
重さ | 217g |
バッテリー | 最大8週間 *明るさ設定13、ワイヤレス接続オフで1日30分使用した場合 |
充電ケーブル | USB-C |
ワイヤレス充電 | 一部対応 *シグニチャーエディション |
色調調整ライト機能 | 対応 |
明るさ自動調整 | 一部対応 *シグニチャーエディション |
防水機能 | IPX8等級 *深さ2mの真水に60分沈めても有害な影響がない |
端末カラー | メタリックブラック |
Kindle Colorsoftはこのようなパッケージで届きます。


これまでは縦長でしたが、正方形に近いパッケージになっています!
パッケージを開封すると、以下の付属品が同梱されています。


- Kindle Colorsoft本体
- 充電ケーブル(USB-C)
- クイックスタートガイド
Kindle Colorsoftの表面と背面はこんな感じ。







端末のサイズはKindle Paperwhite(第12世代)と同じですが、スリープ時もカラーで表示されています!
重量は217gで、スマホよりも若干重いイメージです。(参考:iPhone 16…170g)


Kindle Colorsoftの魅力


実際にKindle Colorsoftを使って感じた魅力を5つ紹介します。
カラーで視覚的に電子書籍を楽しめる
Kindle Colorsoftの最大の魅力はカラーで視覚的に電子書籍を楽しめることです。





ライブラリに並んでいる本の表紙がカラーで表示されるだけでもテンションが上がります!
小説やビジネス書といったテキスト主体の本はカラーの恩恵をあまり受けないのではないかと思われているかもしれませんが、表紙がカラーで表示されるだけでもワクワクしますし、挿絵や図解も視覚的に楽しめます。


また、なんといっても最高なのがカラー版の漫画で、1コマずつ色鮮やかで視覚的に楽しめます。


実物のコミックと比較すると、電子ペーパー特有の柔らかな色調といった感じですが、どんな色もしっかりと表現できていて個人的には十分読みやすかったです。


ハイライトの色を使い分けられる
Kindle Colorsoftは色を使い分けてハイライトを引くことが可能です。





ハイライトの色はイエロー、ピンク、ブルー、オレンジの4色!
引用箇所はブルー、読み返したい点はピンクといったように自分なりのルールを決めて視覚的に整理できる点も便利です。





ハイライトの色ごとに絞り込みもできるので、自分なりに色のルールを決めてみてください!
Webブラウザもカラーで見れる
Kindle ColorsoftはWebブラウザもカラーで楽しめます。


上下にスクロールする際に画面の白黒反転が目立つものの、カラーでWeb記事を閲覧できるのは魅力です。



動画など表示されないものもありますが、寝る前に少し調べ物する程度であれば、十分役立ちます!
PDFファイルもカラーで閲覧できる
Kindle Colorsoftは取り込んだPDFファイルもカラーで閲覧できます。


目に優しいKindle端末でカラーで資料を閲覧できるようになったので、PDFファイルを読む機会が多い人はKindle Colorsoftを利用してみてはいかがでしょうか。
Kindle端末へのPDFファイルの取り込み方については下記の記事を参考にしてください。
お風呂で読書を楽しめる
Kindle ColorsoftはKindle Paperwhiteと同様、IPX8等級*の防水機能を搭載しています。
*真水で水深2メートルまでで最大60分、または海水で水深0.25メートルまでで最大3分まで耐えられる。
そのため、安心してお風呂で読書を楽しむことができますし、アウトドアでのシーンでも活用できます。



屋内で読書中に飲み物をこぼしてしまったとしても問題ありませんね!
Kindle Colorsoftの気になる点


一方、Kindle Colorsoftの気になる点についても2つお伝えします。
バッテリー持続時間は最大8週間
Kindle Colorsoftのバッテリー持続時間は最大8週間です。*明るさ設定13、ワイヤレス接続オフで1日30分使用した場合
白黒モデルのKindle Paperwhite(第12世代)は同じ条件で最大12週間バッテリーが持続するので、電池持ちの性能は少し劣っています。



とはいえ、個人的には8週間もバッテリーが持続してくれれば十分だと思います!
画面の切り替わり時に少し残像が見られる
Kindle Colorsoftはページをタップでめくって画面が切り替わる際に少し残像が見られます。
特に使っていてストレスを感じるレベルではありませんが、Kindle Paperwhite(第12世代)の方が反応速度がわずかに速いので一応お伝えしておきます。
Kindle Colorsoftの選び方


Kindle Colorsoftは特別仕様のシグニチャーエディション、子ども向けのキッズモデルも発売されています。
同じ7インチサイズの白黒モデルKindle Paperwhiteも含めると合計で6種類発売されているので、ここでは違いを比較しながら選び方を解説します。
Kindle PaperwhiteとKindle Colorsoftの違い


Kindle Paperwhite(第12世代)とKindle Colorsoftは端末のサイズ感や基本的な性能はほとんど同じです。
両モデルの大きな違いをまとめると、以下のようになります。
Kindle Colorsoftはカラーで視覚的に電子書籍を楽しめる点が最大の魅力ですが、バッテリー持続時間と画面の切り替わり速度は白黒モデルのKindle Paperwhite(第12世代)の方がわずかに優れています。
ただ、Kindle Colorsoftもバッテリー持ちは十分ですし、画面の切り替わり速度も特に問題なく快適に読書できるレベルですので、1番決め手になるのはカラーで電子書籍を楽しみたいかどうかではないでしょうか。
Kindle PaperwhiteとKindle Colorsoftの価格差は12,000~13,000円になるので、この価格差も考慮して白黒モデルを選ぶか、カラーモデルを選ぶか決めてみてください。
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Kindle Colorsoftとシグニチャーエディションの違い


Kindle ColorsoftはKindle Paperwhiteと同様、特別仕様モデルのシグニチャーエディションも発売されています。
シグニチャーエディションも基本的にはKindle Colorsoftと同じ性能ですが、以下の3点が異なります。
- 容量
→Kindle Colorsoft:16GB / シグニチャーエディション:32GB - 明るさ自動調整機能
→Kindle Colorsoft:非対応 / シグニチャーエディション:対応 - ワイヤレス充電
→Kindle Colorsoft:非対応 / シグニチャーエディション:対応
ワイヤレス充電が必要かどうかは個人の好みで選んでいただいて構いません。
ただし、漫画をたくさん読まれる方は32GBの容量を備えておきたいですし、異なる環境で読書をすることが多く、明るさを常に自動で調整したい方は明るさ自動調整機能を搭載しているシグニチャーエディションを購入しましょう。
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小説やビジネス書などテキスト主体の本を読まれるのが中心で、明るさ自動調整機能やワイヤレス充電が不要な方は通常のKindle Colorsoftを選んでOKです。
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Kindle Colorsoftとキッズモデルの違い


Kindle Colorsoftには子ども向けのキッズモデルも発売されています。
こちらも基本的にはKindle Colorsoftと同じ性能ですが、以下の3点が異なります。
- Amazon Kids+が12ヶ月無料
- 純正カバー付き
- 2年間の限定保証
Kindle Colorsoft キッズモデルの最大の魅力はAmazon Kids+が12ヶ月無料で利用できること。
また、純正のファンタジーリバーカバーが付いてくるのも嬉しいポイント。
さらに2年間の限定保証もあるので、安心してお子さんに使ってもらえます。
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Kindle Colorsoftに関するよくある質問
Kindle Colorsoftに関するよくある質問をQ&A形式でまとめました。
- Kindle Colorsoftにダークモードはありますか?
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Kindle Colorsoftではダークモードを利用できません。
ただし、読書中に「ページの色」を使用して、本のページの色を黒に、テキストを白に反転させることは可能です。
- 色のスタイルは変更できますか?
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色のスタイルは「標準(読書に適した色調)」と「ビビッド(彩度の低い画像の色を強調)」に変更可能です。
- Kindle Paperwhiteと同じアクセサリーが利用できますか?
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はい。純正カバーやワイヤレス充電スタンドなどKindle Paperwhite(第12世代)と同じアクセサリーを利用できます。
まとめ:カラーの読書体験は最高!
以上、Kindle端末初のカラー対応モデル「Kindle Colorsoft」を実際に利用して感じた魅力や気になる点を正直にレビューしました。
カラー表示に対応したことで、本の表紙や装飾も視覚的に楽しめるようになり、ハイライトも色を使い分けられるようになった点は大きな魅力です。
やっぱりカラーの読書体験は最高なので、カラーで視覚的に電子書籍を楽しみたい方はKindle Colorsoftの購入を検討してみてください。
小説やビジネス書などテキスト主体の本をカラーで楽しみたい方は通常モデルのKindle Colorsoftがおすすめです。
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漫画をたくさん読まれる方や明るさ自動調整機能が必要な方はKindle Colorsoft シグニチャーエディションがおすすめです。
\シグニチャーエディションはこちら/