これからKindle端末を購入するにあたって、エントリーモデルの「Kindle(無印)」と人気モデルの「Kindle Paperwhite」のどちらを購入すべきで迷っていませんか?
どちらのモデルも初めての電子書籍端末としておすすめできますが、両者の特徴や違いを押さえることでより最適なKindle端末を選べるようになります。
そこで本記事では、Kindle(無印)とKindle Paperwhiteの違いを実機を用いながら比較していきます。
Kindle(無印)とKindle Paperwhiteでは性能が異なりますので、本記事を参考に自分に合ったKindle端末を選んでください。
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Kindle(無印)とKindle Paperwhiteのスペックを比較

まずは全体像を押さえていただくために、最新モデルのKindle(無印)とKindle Paperwhiteのスペックを比較してまとめました。
![]() Kindle(無印) | ![]() Kindle Paperwhite | |
---|---|---|
世代 (発売年) | 第11世代 (2022年) | 第11世代 (2021年) |
本体価格 | 12,980円~14,980円 | 16,980円~21,980円 |
ディスプレイ | 6[インチ] | [インチ] | 6.8
解像度 | [ppi] | 300[ppi] | 300
フロントライト | LED4個 | LED17個 |
サイズ | 157.8×108.6×8.0[mm] | 174×125×8.1[mm] |
重さ | 約154g | 約205g |
容量 | 16GB | 8GB/16GB/32GB |
インターネット接続仕様 | Wi-Fi | Wi-Fi |
数週間持続バッテリー | 対応 | 対応 |
充電ケーブル | USB-C | USB-C |
ワイヤレス充電 | 非対応 | シグニチャーエディションのみ | 一部対応
色調調整ライト機能 | 非対応 | 対応 |
明るさ自動調整機能 | 非対応 | 一部 シグニチャーエディションのみ | 対応
防水機能 | なし | IPX8等級 | あり
端末カラー | ブラック/デニム | ブラック/ライトグリーン/デニムブルー |
キッズモデル | あり | あり |
特徴 | 低価格のエントリーモデル | コスパ最強の人気モデル |

それぞれのモデルの特徴を簡単に紹介させていただきます!
Kindle無印(第11世代)の特徴


価格が最も安い
サイズも小さく軽いので持ちやすい
上位モデルと変わらない文字の読みやすさ
Kindle無印はエントリーモデルに位置付けられた端末で、1万円台前半のお手頃な価格で購入できる点が大きな魅力です。
Kindle端末の中では最も価格が安いですが、解像度は上位モデルと変わらない300ppiを備えており、読みやすさも申し分ありません。
Kindle Paperwhiteと比べると、明るさや防水の機能で劣るものの、普通に満足して読書できる電子書籍リーダーです。


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Kindle Paperwhite(第11世代)の特徴


コスパ最強)
画面が明るく、スクリーンの色調まで調整できる
防水機能搭載
Kindle Paperwhiteは価格の割に高機能な端末として、多くの人に愛用されている人気モデルです。
ディスプレイサイズは6.8インチと比較的大きく、解像度も300ppiで文字がくっきりと美しく表示されるので非常に読みやすくなっています。
LEDの搭載数も17個あるため、Kindle無印(LED4個)と比べてより画面が明るいですし、スクリーンの色調を調整できる機能もついています。
また、防水機能がついているので、入浴中に読書ができる点も大きな魅力です。
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Kindle(無印)とKindle Paperwhiteの大きな違いは5つ


Kindle(無印)とKindle Paperwhiteの詳細な違いを1つずつ掘り下げていきたいと思いますが、大きく括ると両者の違いは5つあります。
1.価格
Kindle(無印)とKindle Paperwhiteの違いの1つとして挙げられるのが価格です。
Kindle(無印)はエントリーモデルとして1万円台前半の価格で購入できる点が大きな魅力。
対してKindle Paperwhiteは価格が17,000円〜22,000円ほどしますが、価格以上に高機能で人気のモデルとなっています。
容量 | Kindle 第11世代 | Kindle Paperwhite 第11世代 |
---|---|---|
8GB | – | 16,980円【広告あり】 18,980円【広告なし】 |
16GB | 12,980円【広告あり】 14,980円【広告なし】 | 17,980円【広告あり】 19,980円【広告なし】 |
32GB | – | 21,980円【広告なし】 *シグニチャーエディション |



同じ容量の16GBで比較すると、5,000円の価格差がありますね!
2.明るさ
これまではKindle(無印)とKindle Paperwhiteの解像度に大きな差があり、両モデルの文字の読みやすさは大きく異なっていました。
しかし、Kindle(無印)は2022年10月に第11世代モデルが発売されたことにより、解像度は上位モデルと変わらない300ppiにアップデートされています。
そのため、現在はKindle(無印)とKindle Paperwhiteの文字の読みやすさに差はありません。
ただ、明るさに関しては以下の3つの機能が異なります。
- LED搭載数
- 色調調整機能
- 明るさ自動調整機能
まずはフロントライトに搭載されているLEDの数ですが、Kindle(無印)は4個であるのに対し、Kindle Paperwhiteは17個となっています。
- フロントライト
- スクリーン下部に配置されたLEDライトが上方向に画面を照らす構造になっている。
LEDライトの搭載が多いほどより明るくくっきり表示できる。





画像を見比べていただけると、LED搭載数が多いKindle Paperwhiteの方がより明るいことがお分かりいただけると思います!
加えて、Kindle Paperwhiteには色調調整ライト機能が搭載されていますが、Kindle(無印)にはその機能はありません。
- 色調調整ライト機能
- スクリーンの色調を明るいホワイトからアンバーへ色の暖かさを調整できる機能





暗所や外出先などでより好みの明るさに調整しやすいのはKindle Paperwhiteです!
また、Kindle Paperwhiteシグニチャーエディションには明るさ自動調整機能が搭載されています。
- 明るさ自動調整機能
- 周囲の明るさに応じてディスプレイを最適な明るさに調整する機能



明るさ自動調整機能が搭載されていると外部環境が変化してもいつでも快適に読書が楽しめるようになりますよ!
明るさの機能に関してはKindle(無印)とKindle Paperwhiteで大きな差がありますので、明るさにもこだわりたい方はKindle Paperwhiteを購入されることをおすすめします。
比較すると、Kindle Paperwhiteの方が明るさの機能は充実していますが、個人的にはKindle無印でも十分にストレスなく使えています。
3.防水機能
防水機能はKindle(無印)とKindle Paperwhiteでは大きな差別化になるポイントです。
Kindle(無印)には防水機能が搭載されていませんが、Kindle Paperwhiteには防水機能が搭載されています。
Kindle Paperwhiteの防水性能はIPX8等級(深さ2mの真水に60分沈めても有害な影響がないレベル)を満たしているので、水を全く怖がる必要がありません。



お風呂で読書することができるのはもちろん、アウトドアでも活用の幅が広いのはKindle Paperwhiteです!
4.容量
容量について比較すると、Kindle(無印)は16GBのみ取り扱っているのに対し、Kindle Paperwhiteは8GB、16GB、32GBの3つを取り扱っています。
この容量の大小によって、Kindle端末に保存できる本の冊数が異なります。
具体的に容量ごとの格納可能冊数を表にまとめました。
8GB | 16GB | 32GB | |
---|---|---|---|
小説 | 1,979冊 | 4,247冊 | 8,673冊 |
ビジネス書 | 988冊 | 2,120冊 | 4,329冊 |
漫画 | 93冊 | 200冊 | 409冊 |
小説やビジネス書などのテキスト主体の本を読まれる方は一番容量が小さい8GBでも十分ですが、漫画を読まれる方は16GBもしくは32GBを選んでおくべきです。
Kindle(無印)は16GBしか容量が選べませんので、漫画を200冊以上読まれる方は上位機種のKindle Paperwhite(32GB)を購入されることをおすすめします。
5.デザイン
デザイン面に関して言うと、Kindle(無印)とKindle Paperwhiteでは以下の4つに違いがあります。
- カラーバリエーション
- 画面の大きさ
- ベゼル
- 重さ
まず、カラーバリエーションですが、Kindle Paperwhiteはブラックとライトグリーン、デニムブルーの3色に対し、Kindle(無印)はブラックとデニムの2色が展開されています。





私もKindle(無印)はデニムを持っていますが、ネイビーに近い色合いで非常に好みです!
ディスプレイサイズはKindle(無印)は6インチであるのに対し、Kindle Paperwhiteは6.8インチとなっています。





同じ文字サイズで画面を比較すると、よりディスプレイサイズが大きいKindle Paperwhiteの方が画面に収まる文字の量が多くなります。
また、細かな違いになりますが、ベゼル(液晶ディスプレイの外枠部分)の仕様が両者で異なります。
Kindle(無印)はディスプレイとベゼルに少し段差がありますが、Kindle Paperwhiteはフラットベゼル(ディスプレイとベゼルが一体化)となっています。







あまり気にならないと思いますが、フラットベゼルの方が画面の手入れは楽です!淵に汚れが溜まる心配もないですし……
重量に関してはKindle(無印)は154g、Kindle Paperwhiteは205gなので、Kindle(無印)の方が50gほど軽いです。
【参考】iPhone15の重さが171gですので、Kindle(無印)はiPhoneよりも少し軽く、Kindle PaperwhiteはiPhoneよりも少し重いと考えていただけたら……



Kindle(無印)はサイズもコンパクトで重量も軽いのでかなり持ち運びやすい!
Kindle(無印)とKindle Paperwhiteはどっちがおすすめ?


これまでKindle(無印)とKindle Paperwhiteの違いを比較してきましたが、両モデルの特徴は大きく異なることがお分かりいただけたのではないでしょうか。
最後にそれぞれの端末の特徴を踏まえて、どちらの端末を購入すべきかについて私なりの考えを述べさせていただきます。
Kindle(無印)がおすすめな人
以下の特徴に当てはまる方はエントリーモデルのKindle(無印)をおすすめします。
- とにかく安くKindle端末を購入したい
- 端末の軽さを重視したい
Kindle(無印)は1万円台前半の価格で購入できる点に大きな魅力があります。
第11世代モデルより端末スペックも大幅に進化し、特に解像度が300ppiになったことでこれまで感じていた文字の読みづらさも解消されました。
また、現行のモデルの中では最も軽量でコンパクトな端末ですので、携帯性にも優れています。
防水機能や明るさの調整機能は上位モデルに劣りますが、それらの機能が不要でとにかく安く購入したい方はKindle(無印)を購入することをおすすめします。


Kindle Paperwhiteがおすすめな人
一方、Kindle Paperwhiteを購入すべき人の特徴は以下になります。
- 明るさの機能にもこだわりたい
- お風呂で本を読みたい
- 少しでも大きい画面で読みたい
- 漫画をたくさん読むつもり(32GB推奨)
Kindle PaperwhiteはKindle(無印)と比べて画面の大きさや明るさ、色合いなどの性能が優れているので、より快適な読書環境を手に入れたい方におすすめです。
また、防水機能についてはKindle Paperwhite以上のモデルに搭載されているので、お風呂で読書がしたい方もKindle Paperwhiteの購入を推奨します。
そして、漫画をたくさん読みたいと考えている方はより多くの冊数を格納できる32GBのKindle Paperwhite(シグニチャーエディション)を購入しておいた方が良いでしょう。
Kindle Paperwhiteの価格は17,000~22,000円とやや高めではありますが、コスパ最強の人気モデルと言われるだけあって買って後悔する人は非常に少ないです。



Kindle Paperwhite(8GB)の「広告なし」モデルは人気で在庫切れになっていることも多々あるので、在庫があるうちに購入しておきましょう!
まとめ:自分に適したKindle端末で読書を楽しもう!
以上、Kindle(無印)とKindle Paperwhiteの違いを実機で比較しながら紹介させていただきました。
両モデルに関しては役割がしっかりと明確に分かれているので、本記事を参考に自分に適したKindle端末を購入して電子書籍を楽しんでください。
とにかく安くKindle端末を購入したい方はエントリーモデルの「Kindle(無印)」、読みやすさにこだわりたい方はコスパ最強の人気モデル「Kindle Paperwhite」を選んでおきましょう!
\安くて軽い!完成度高いエントリーモデル/


\防水機能も搭載!コスパ最強の人気モデル/



それでは素敵なKindle読書ライフを!