Kindle Oasis(第10世代)レビュー!ボタン操作が快適な最高の電子書籍リーダー

Kindle Oasis(第10世代)レビュー!ボタン操作が備わった最高の読書デバイス【評判・口コミあり】

Kindle史上最高の読み心地を実現した最上位モデル「Kindle Oasisキンドルオアシス」。

エントリーモデルの「Kindle(無印)」やコスパ最強の人気モデル「Kindle Paperwhite」も読書に専念しやすい端末設計となっていますが、ハイエンドモデルの「Kindle Oasis」を使えばもう1ランク上の読書環境が手に入ります。

本記事では、これまでKindle(無印)やKindle Paperwhiteを利用してきた私が最上位モデルのKindle Oasis(第10世代)を使ってみた感想をレビューしています。

  • Kindle Oasisの使用感
  • Kindle Oasisのメリット・デメリット
  • Kindle Oasisの評判(口コミ)

をまとめておりますので、Kindle Oasis(第10世代)が気になっている人はぜひ参考にしてください。

結論、Kindle Oasisは価格は高いものの、価格相応の読書環境が手に入れられるので、読書にこだわりたい人にとって最高のデバイスです。

Kindle Oasis(第11世代)
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • ページめくりボタン搭載によりスイスイ読み進められる
  • 読みやすさはKindle端末の中でも最高スペック
  • 最上位モデルならではの高級感が感じられる
  • 画面の反転ができる
  • Kindle端末の中でも画面サイズが最も大きい
デメリット
  • 価格が高い
  • 縦横の画面回転は手動で行わなければならない
  • 充電ケーブルはmicro-USB
  • 背面素材が少し冷たい
高機能のハイエンドモデル
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この記事を書いた人
  • Kindleでの読書歴は3年以上
  • 年間の読書数は100冊ほど
  • 現行のKindle端末を全て所有
アーク

▼動画で見たい方はこちらをチェック▼

目次

Kindle Oasis(第10世代)の外観

Kindle Oasis(第10世代)の外観

まずはKindle Oasis(第10世代)の外観を見ていきましょう。

なんといっても特徴的なのが、端末にページめくりボタンが2つ搭載されている点です。

Kindle Oasisの最大の特徴はページめくりボタン

また、ディスプレイサイズも7インチと現行のKindle端末モデルの中で最も大きな画面となっています。

Kindle端末のディスプレイサイズの対比
左:Kindle 中央:Kindle Paperwhite 右:Kindle Oasis

背面も下位モデルのKindle端末と違って特徴的です。

Kindle Oasisの背面は金属性(アルミニウム)

背面の素材はアルミニウムが使われた金属性となっており、片手持ちしてページめくりボタンが押しやすいデザイン設計となっています。

Kindle Oasisは片手持ちしやすいデザイン設計

側面は片方にmicro USBの充電ポート、もう片方に電源ボタンが備わっています。

充電ポートはmicro-USB
側面に電源ボタンが設置

Kindle Oasis本体の重さは187gで感覚的にはスマートフォンと同じくらいの軽さです。【参考:iPhone15(171g)】

Kindle Oasisの重量は187g
アーク

ちょっと意外ですが、Kindle Paperwhite(205g)よりも軽いんです!

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Kindle Oasisを使って感じた5つのメリット

【最上位モデル】Kindle Oasisを使って感じた5つのメリット

では実際にKindle Oasis(第10世代)を利用してみて感じた魅力を5つ紹介します。

1.ページめくりボタンでスイスイ快適に読書ができる

Kindle端末の中でもKindle Oasisにしか備わっていないのが”ページめくりボタン”。

実際に使ってみると分かりますが、ページめくりボタンのおかげでスイスイ快適に読書ができるようになります。

特に漫画を読む場合はページをめくる速度が速いため、毎回画面をタップせずにボタンをポチポチ押すだけでページがめくれるのは快適です。

ページめくりボタンでスイスイ読み進められる
『One Piece 102』尾田栄一郎

また、ビジネス書を読む場合でも片手持ちがしやすいうえに、すぐにボタンを押せる位置に指が乗っているのでスムーズに読書することができます。

ビジネス書も片手持ちでページめくりボタンが押しやすい

ちなみにページめくりボタンの「次のページ」と「戻る」は設定で逆に変更することが可能です。

ページめくりボタンの役割は設定で変更することが可能
アーク

快適で読みやすさを追求した人間工学に基づいたデザイン!

2.最高スペックが揃った読みやすさ

Kindle Oasisは読みやすさのスペックもKindle史上最高の仕上がりとなっています。

現行のKindleモデルの見やすさに関わるスペックを比較
Kindle(無印)
第11世代
Kindle Paperwhite
第11世代
Kindle Oasis
第10世代
ディスプレイ6[インチ]6.8[インチ]7[インチ]
解像度300[ppi]300[ppi]300[ppi]
フロントライトLED4個LED17個LED25個
色調調整ライト機能非対応対応対応
明るさ自動調整機能非対応一部対応
シグニチャーエディションのみ
対応
ディスプレイ
ディスプレイの画面サイズが大きい端末ほどより広々とした画面で読書を楽しむことができる。
解像度
ppi(pixels per inch)が高い方がより繊細に見える。
Kindle(無印)よりもKindle Paperwhite、Kindle Oasisの方がよりくっきりと美しく文字が表示される。
フロントライト
スクリーン下部に配置されたLEDライトが上方向に画面を照らす構造になっている。
LEDライトの搭載が多いほどより明るくくっきり表示できる。
色調調整ライト機能
スクリーンの色調を明るいホワイトからアンバーへ色の暖かさを調整できる機能
明るさ自動調整機能
周囲の明るさに応じてディスプレイを最適な明るさに調整する機能

ディスプレイサイズも最も大きく、解像度は300ppi備わっているので、ビジネス書はもちろんのこと、漫画の細かい描写もくっきりと表示されるので非常に読みやすいです。

解像度は300ppiあるので、ルビなど細かい文字も見やすい
『One Piece 102』尾田栄一郎
アーク

ルビ(振り仮名)までハッキリ見えます!

フロントライトのLED搭載数も25個と最多なのでかなり明るく表示することができます。

フロントライトのLEDも25個搭載されているから明るい
左:Kindle Paperwhite11世代(LED17個) 右:Kindle Oasis10世代(LED25個)

また、色調調整機能が備わっているので色の暖かさを変更することができますし、自動で明るさを調整してくれる機能も備わっているので、より自分にとって読書しやすいように見やすさを追求できます。

色の暖かみを変更することも可能

さらにページめくりやハイライトといった動作も非常にサクサクと動いてくれるので、読書をしていてストレスを感じることがありません。

3.最上位モデルならではの高級感

見た目やデザインの話になりますが、Kindle Oasisは最上位モデルにふさわしい高級感があるので所有欲が満たされます。

特に背面の素材は金属性(アルミニウム)が使われており、つるつるしていて冷たい触り心地が良いんですよね。

Kindle Oasisは背面が金属性だから高級感ある
左:Kindle Paperwhite(第11世代) 右:Kindle Oasis(第10世代)

対して、Kindle(無印)やKindle Paperwhiteの背面はプラスチックやラバーのような質感となっており、高級感はありません。

形状に関してもKindle Oasisは人間工学に基づいたシャープなデザインとなっているので、やはり最上位モデルを所有しているという実感が湧きます。

アーク

端末の見た目やデザインも読書のモチベーションに多少影響があるので大事なポイント!

4.画面を反転できる

Kindle Oasisは画面の反転を認識して調整してくれるので、手を持ちかえて読書するのもスムーズです。

右手でKindle Oasisを持った場合
左手でKindle Oasisを持った場合
アーク

どちらの手で持っていても非常に読みやすいです!

また、画面の向きを設定すれば横向きの画面で読書することも可能です。

ビジネス書も横画面で読書できる

5.Kindle端末の中でも画面サイズが最も大きい

Kindle Oasisは現行モデルの中でも最も大きなディスプレイサイズ(7インチ)となっているので、より大きな画面で読書を楽しめます。

特に見開きで漫画を読む場合も紙とほとんど変わらない読み心地を実現できています。

見開きで漫画を楽しめる
『One Piece 102』尾田栄一郎

解像度も300ppiあるので非常に細かな描写もきれいですし、ページめくりボタンがあって動作もサクサクなので漫画を読むには最高のデバイスです。

高機能のハイエンドモデル
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Kindle Oasisを利用して感じた4つのデメリット

Kindle Oasisを利用して感じた4つのデメリット

一方、Kindle Oasis(第10世代)を利用してみて感じたデメリットが以下の4つです。

1.価格が高い

最高の読書環境が手に入るKindle Oasisですが、一番ネックになるのは価格の高さではないでしょうか。

Kindle Oasisの価格は最安モデルのKindle(無印)と比べると約3倍、Kindle Paperwhiteと比べると約2倍です。

Kindle(無印)Kindle PaperwhiteKindle Oasis
8GB広告あり:16,980円
広告なし:18,980円
広告あり:29,980円
広告なし:32,980円
16GB広告あり:12,980円
広告なし:14,980円
広告あり:17,980円
広告なし:19,980円
32GBシグニチャーエディション
21,980円
広告あり:31,980円
広告なし:34,980円

機能性を重視して読書にこだわりたい方にはKindle Oasisをおすすめできますが、価格にこだわりたいという方であれば下位モデルで十分かもしれません。

2.縦横の画面回転は手動

Kindle Oasisは縦画面での回転は自動で行ってくれますが、縦画面⇄横画面の切り替えは手動でやらなければなりません。

読む本がビジネス書だけ、漫画だけとはっきりしていれば調整する必要はありませんが、私のようにビジネス書は縦画面で、漫画は横画面で読みたいといった人は都度調整が必要です。

とはいっても、端末上で画面の向きを変更するだけなので操作自体は簡単にできます。

【手順】画面の上部をタップ。「Aa」→レイアウト→方向

画面の向きは設定で簡単に変更できる
アーク

同じ7インチでページめくりボタンが搭載されている競合のKobo Libra 2は縦横の画面回転が自動でできるんですよね……

3.充電ケーブルがmicro USB

Kindle Oasis(第10世代)の充電方式はmicro USBです。

最近発売されているデバイスの充電方式はUSB-Cタイプが多くなっていますし、充電ケーブルをUSB-Cで統一したい人にとっては残念なポイント。

Kindle Oasis(第10世代)は2019年に発売されたモデルなので、おそらく次のモデルでは充電方式がUSB-Cに変更されるのではないかと思っています。

アーク

Kindle Paperwhiteも第10世代(2018年発売)から第11世代(2021年発売)でmicro USBからUSB-Cに変更されています!

充電ケーブルがmicro USBである点は残念ですが、Kindle Oasisはバッテリー持ちも良いので充電する機会は少ないですし、そこまで気にする必要はありません。

また、充電ケーブルをUSB-C1本で統一したい方は下記の変換アダプターを利用するのがおすすめです。

4.背面素材が少し冷たい

Kindle Oasisの背面は金属性(アルミニウム)で高級感があるデザインとなっているものの、少しつるつるとひんやりした触り心地となっています。

特に冬場の冷えた時期にKindle Oasisの背面を触ると冷たく感じます。

背面の冷たさが気になる人はカバーをつけることで解消できるのでカバーをつけておきましょう。

Kindle Oasisに純正のファブリックカバーを装着(表面)
Kindle Oasisに純正のファブリックカバーを装着(背面)

カバーをつけることでより滑りにくくもなりますし、いざというときにKindle Oasisを保護してくれるので安心です。

アーク

私もAmazon純正のファブリックカバーを付けています!

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Kindle Oasisを利用している人の評判(口コミ)

Kindle Oasisを利用している人の評判(口コミ)

ここまでは私の実体験をもとにKindle Oasisのレビューを行ってきましたが、他の利用者の方がどのように感じているのか気になっている人も多いと思います。

実際にKindle Oasisを利用している方々の評判(口コミ)をTwitterで調査しましたので、ぜひ参考にしてみてください。

Kindle Oasisの良い評判(口コミ)

Kindle Oasisを買ってよかったと感じている人はページめくりボタンや人間工学に基づいたデザインを絶賛しています。

私もKindle PaperwhiteとKindle Oasisの両端末を利用していますが、ページめくりボタンの有無によってこんなに操作感が違うのかと驚いています。

少しでも快適にページを読み進めたい人にはKindle Oasisをおすすめします。

Kindle Oasisの悪い評判(口コミ)

電子書籍端末として最高のスペックを備えているKindle Oasisですが、やはり価格の高さはネックなポイント。

とはいえ、高い買い物にはなってしまうものの、Kindle Oasisを購入して満足されている方はとても多いです。

また、カバーをつけずにKindle Oasis本体のみで利用していると、背面素材が冷たいと感じる人が多いようです。

アーク

背面素材が冷たいと感じる人はKindle Oasisにカバーを装着しましょう!

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Kindle PaperwhiteとKindle Oasisの違いは?

Kindle PaperwhiteとKindle Oasisの違いは7つ

Kindle Oasis(第10世代)とKindle Paperwhite(第11世代)のどちらを購入しようか悩んでいる人もいらっしゃると思います。

Kindle Oasis(第10世代)とKindle Paperwhite(第11世代)は以下の表に記載の7点が異なります。

Kindle Paperwhite
第11世代
Kindle Paperwhite
シグニチャーエディション
Kindle Oasis
第10世代
ページめくりボタン非対応非対応対応
人間工学デザイン非対応非対応対応
画面の自動回転非対応非対応対応
明るさ自動調整機能非対応対応対応
ワイヤレス充電非対応対応非対応
充電ケーブルUSB-CUSB-Cmicro USB
回線Wi-FiWi-FiWi-Fi/Wi-Fi+4G

これまで紹介してきたページめくりボタンや人間工学に基づいたデザイン、画面の自動回転などの機能が搭載されている点でKindle Oasis(第10世代)の方が操作性は優れています。

Kindle Paperwhite(第11世代)も非常に優れたデバイスですが、よりスイスイと快適に読書をしたい方はKindle Oasisを購入する価値があります。

Kindle PaperwhiteとKindle Oasisの違いは下記の記事で詳細を比較しておりますので、気になる方は併せて参照ください。

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Kindle Oasis(第10世代)を購入するべき人

Kindle Oasis(第10世代)を購入するべき人

価格は高いものの、実際の利用者からの評判も高い「Kindle Oasis(第10世代)」。

特に以下のような方におすすめです。

  • 最高の読書環境を手に入れたい
  • 外に持ち運んで読書をしたい
  • 電子書籍で漫画をたくさん読みたい

Kindle Oasisは読みやすさの性能がKindle史上最高の仕上がりとなっており、ページめくりボタンの搭載人間工学に基づいたデザインも加わっているので最高の読書環境が手に入ります。

端末本体の重量もスマートフォンとほとんど変わらないくらい軽く、画面の明るさも自動で調整してくれるので外に持ち運んで読書をするにも最適です。

防水機能も備わっているので、アウトドアでも楽しめるのはもちろんのこと、入浴しながら本や漫画を読むこともできます。

Kindle Oasisはディスプレイサイズが7インチとKindle端末の中でも最も大きいので、漫画を読むにしても紙と同じように見開きで楽しめますよ。

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まとめ:Kindle Oasisで最高の読書体験を!

以上、Kindle端末のハイエンドモデル「Kindle Oasis(第10世代)」の使用感をレビューさせていただきました。

Kindle Oasisは価格が高いのがネックではありますが、価格に見合う、もしくはそれ以上の読書環境を手に入れられます。

特に下位モデルには実装されていないページめくりボタンによってスイスイ読み進められますし、人間工学に基づいたデザインによってかなり手に持ちやすいです。

買って後悔はしない素晴らしい端末なので、気になっている方はKindle Oasisで最高の読書体験を味わってください。

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アーク

それでは素敵なKindle読書ライフを!

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