これまで読書と言えば、紙の本が主流でしたが、近年は電子書籍の市場も大きく伸びています。
これから電子書籍を活用してみたいと考えているものの、「紙の本と電子書籍はそれぞれどういったメリット・デメリットがあるのだろう…?」と疑問に感じていませんか。
ということで、本記事では紙の本と電子書籍のメリット・デメリットを実体験に基づいて紹介していきます。
アークちなみに私は学生時代~社会人1,2年目くらいまでは紙の本が中心で、現在は電子書籍を中心に読書を楽しんでいます!
紙の本と電子書籍にはそれぞれ違った良さがありますし、人によって好みが分かれるところだと思うので、ぜひ参考にしてください。
紙の本のメリット・デメリット


私が実際に紙の本で読書していて感じるメリット・デメリットがこちらです。
紙の本で読書するメリット
私は学生時代~社会人1,2年目くらいまでは年間100冊程度のペースで紙の本で読書を楽しんでいました。
現在は電子書籍を併用しているため、以前と比べて紙の本で読書する機会は減っていますが、それでも敢えて紙の本を選んで読書することもあります。
そんな私の実体験を基に、紙の本で読書するメリットを5つ紹介します。
本ならではの質感が楽しめる
紙の匂いやページをめくる手触り、こだわりの装丁など、五感で読書を楽しめるのは紙の本ならではの魅力です。
1枚ずつ紙をめくる感覚は心地よいですし、本への没入感をより高めてくれます。
また、紙の本と電子書籍に関する研究はいくつか行われていますが、紙の本はページをめくる触覚や本の厚みによって、全体像や現在地を直感的に把握でき、内容が記憶に残りやすいと言われています。
ノルウェーのスタヴァンゲル大学のアンヌ・マンゲン教授らが行った2014年の研究
被験者を「紙の本」と「電子書籍」の2グループに分け、同じミステリー小説を読ませて内容の理解度をテストしたところ、登場人物や背景の記憶には大差がなかったものの、「出来事を正しい時系列に並べ替えるテスト(プロットの再構築)」において、紙の本を読んだグループの方が明確に高い正答率を出したという結果に。研究チームは、紙の物理的な手がかりが時系列の把握を助けたためだと結論づけている。



あと、シンプルに紙の本は物質的な所有欲を満たせるのも嬉しいポイントですね!
パラパラページをめくれる
紙の本は全体のボリュームを直感的に把握でき、ページをパラパラめくることによって、読みたいところへ素早くアクセスできる点も大きな強みです。
特定の章だけを読み返したり、気になる箇所をパラパラと探したりする際にストレスを感じません。



電子書籍にも似たような機能はありますが、やっぱり紙の本のページをパラパラめくる方が読書体験としては良いと感じますね!
自分が好きなように書き込める
紙の本は気になった箇所にマーカーや線を引けるほか、思いついたアイデアを余白にメモすることも可能です。
また、付箋を貼ることもできますし、自分だけのオリジナルな1冊に作り上げることもできます。



電子書籍もKindle Scribeのような電子書籍リーダーを使えば、直接書き込みができますが、書き込みの自由度は紙の本に軍配が上がります!
不要になったら売却できる
紙の本は読み終わって、不要になったと感じた時にメルカリなどのフリマアプリで売却できる点も魅力です。
売れる金額自体はそこまで大きくありませんが、積み上がった売却金でまた本が買えたりもします。



私もお金がなかった学生時代は読み終わった本をメルカリで売却して、売上金でまた本を買ったりしていました!
人に貸すことができる
実体がある紙の本なら、自分がおすすめしたい作品を友人や家族に貸すことができます。
本の貸し借りをきっかけに、感想を語り合うなどコミュニケーションが生まれるきっかけにもなります。



電子書籍にはない、人とのリアルな繋がりを生み出せる要素の1つです!
紙の本で読書するデメリット
紙の本には多くの魅力がある一方で、物理的なモノであるが故の難点も少なくありません。
ここでは、紙の本を選ぶ際に知っておきたいデメリットを3つ紹介します。
保管場所を取る
個人的に紙の本で読書をしていて大変だと感じていたのが、保管場所を取ってしまうことです。
読む冊数が増えるにつれて、本棚などの収納スペースを圧迫してしまいます。



私も広い家から狭い家に引っ越しをした時に、本を収納するスペースがなくて困ったことがあります……
割引がない
紙の本を新品で購入する場合、割引されることはありません。
日本では再販売価格維持制度があるため、新品の本は原則としてどこの書店でも定価で販売されています。



少しでも安く購入したい場合は古本屋やフリマアプリを活用する必要があります。
経年劣化の可能性
紙の本は長期間保管していると、紙の変色やページの破れ、日焼けなどが発生するリスクがあります。
湿気や虫食いなどの影響も受けやすいため、綺麗な状態を維持するには適切な環境管理が欠かせません。



あと、私は災害で紙の本をダメにした経験があるので、災害リスクも考慮する必要があると思っています。
電子書籍のメリット・デメリット


一方で、私が電子書籍で読書をしていて感じるメリット・デメリットがこちら。
電子書籍で読書するメリット
私は社会人1,2年目の頃に興味本位で電子書籍に手を出してみました。
以降、電子書籍には様々なメリットがあると感じ、現在も電子書籍を使い続けています。
私が実際に感じている電子書籍のメリットを10個紹介します。
保管場所を取らない
紙の本から電子書籍中心の読書スタイルに切り替えてから個人的にありがたいと感じているのが、保管場所を取らないことです。
電子書籍は実物がありませんし、全てクラウドで保存されるため、利用する端末1つに全て本が収まります。



部屋のスペースを圧迫することもないですし、本の管理や片付けの手間も不要な点は電子書籍の大きな魅力と言えるでしょう!
持ち運びが楽
電子書籍は持ち運びの観点でも非常に優秀です。
スマートフォンやタブレット、専用の電子書籍リーダーさえ持ち運んでいれば、いつでもどこでも読書を楽しめます。



以前は旅行や帰省をする時に、紙の本を2,3冊持ち運んでいて重いなと感じることがありましたが、電子書籍なら荷物を最小限に抑えられます!
24時間いつでも本を購入できる
電子書籍は24時間いつでも自分の好きなタイミングで本を購入できます。
紙の本だと、手元に読みたい本を切らしてしまったら、書店に足を運ぶ必要がありますが、電子書籍なら書店が閉まっている深夜や早朝でも関係ありません。



注文してから数秒でダウンロードも完了しますし、すぐに読み始められるスピーディーさは電子書籍の特権です!
本を安く購入できる
電子書籍は紙の本と比べて安く購入できる点も大きな魅力です。
紙の本と違って、電子書籍には再販売価格維持制度が適用されないため、各電子書籍ストアは自社の判断で自由に割引セールや大規模なポイント還元キャンペーンを実施することができます。



私もKindle本の集英社セールなどお得に電子書籍を購入できるタイミングでまとめ買いしたりしています!
また、電子書籍は製造コストや流通コストを削減でき、在庫リスクも排除できることから通常の価格も紙の本より安く設定されることが多いです。
メモやハイライトをデジタルで管理できる
電子書籍は本を読んでいて気になった箇所にマーカーを引いたり、メモを取ることができますが、そういった情報をデジタルで管理できる点も魅力です。
記録したハイライトやメモはデータとして一覧表示できるため、後から振り返る際にも非常に便利です。


また、私は外部ツールのBookNotion Zを利用していて、記録したハイライトをNotionで管理したり、毎日メールで自分がハイライトした文章を見返すようにしています。





BookNotion Zは有料サービスですが、読んだ内容を忘れにくくなるので、非常におすすめです!
╲当サイトのリンク経由で30日間無料╱
*通常の無料お試し期間は7日間
文字を検索できる
電子書籍は読んでいる本の中から特定の文字を検索することも可能です。
文字を検索することで、自分にとって必要な情報をすぐにピックアップできますし、特定のページへジャンプできます。



また、分からない単語が出てきたらすぐに辞書で意味を調べられる点も電子書籍の利点ではないでしょうか。
文字の大きさを変えられる
電子書籍は自分の好みに合わせてフォントサイズを自由に変更できます。
小さな文字が読みづらい場合でも、文字を拡大すれば快適に読み進められます。



老眼で紙の本が読みづらくなったと感じている人が電子書籍に切り替えるケースも増えています!
お風呂で読書を楽しめる
防水機能を搭載した電子書籍リーダーを使えば、お風呂で読書を楽しめます。
湯船に浸かりながら、リラックスした状態で好きな作品に没頭できるのは至福の時間です。



お風呂で読書を楽しみたい方は購入する前に端末の防水性能をしっかり確認しましょう!
読み放題サービスがある
電子書籍には月額定額制で、数万冊から数百万冊の作品が読み放題で楽しめるサービスもあります。
主な電子書籍読み放題サービス
- Kindle Unlimited:月額980円で500万冊以上の電子書籍が読み放題
- コミックシーモア:月額780円のライトプランと月額1,480円のフルプランを展開
- BOOK☆WALKER:月額836円のマンガコースと月額1,100円のMAXコースを展開
読み放題サービスを利用すれば、普段は読まないような未知のジャンルにも気軽に挑戦しやすくなります。



月額定額制なのも魅力的!
音声読み上げも可能
電子書籍アプリによっては音声読み上げも可能です。
例えば、Kindleアプリには「アシストリーダー」という機能が実装されていて、電子書籍の文字を追いながら音声を読み上げてくれます。



音声なら移動の時間や家事をしながらでも読書が楽しめますし、画面を見続ける必要もないので、目の疲労対策としても有効です!
電子書籍で読書するデメリット
電子書籍には数多くのメリットがある一方で、デジタルならではのデメリットも存在します。
ここでは、電子書籍を購入する前に知っておくべき5つの注意点を確認しておきましょう。
サービス終了のリスク
電子書籍には運営しているサービスが終了するリスクがあります。
紙の本と違って、電子書籍は閲覧する権利を購入する仕組みとなっているので、利用している電子書籍ストアが閉鎖されると、購入した本が読めなくなる恐れがある点には注意が必要です。
そのため、サービスの運用実績が長く、運営基盤のしっかりした電子書籍ストアを選ぶことを推奨しています。
売却できない
電子書籍は紙の本と異なり、読み終わった後に古本屋やフリマアプリで売却することもできません。
これまでリセールバリューも見込んで新刊を買っていた方にとっては残念に感じるポイントでしょう。



ただ、電子書籍はその分安く購入できますし、毎回売却する手間がかからなくなる点は良いことだと思っています!
友達に貸せない
紙の本なら気軽に本を友人や家族に貸すことができますが、電子書籍は気軽に貸し借りできません。
端末ごと貸すという手段もありますが、プライバシーの観点から現実的ではないでしょう。



おすすめの作品を周りに布教したい人には電子書籍は向きませんが、逆に人に本を貸したくない人にとっては電子書籍は向いています!
たまに電子書籍化されていない作品がある
ほとんどの作品は電子書籍版を購入することができますが、稀に電子書籍化されていない作品もあります。
有名どころだと、今でこそ電子書籍化されていますが、『SLAM DUNK』は著者の意向(スマホなどの小さい画面だと見開きページの演出が伝わりにくくなるため)によって、電子書籍化がされていませんでした。
数としては少ないものの、著者の意向や権利関係の都合によって、紙の本でしか発売されていない作品も一部あるので、そういった本は紙で買うケースも出てくるでしょう。



ちなみに私は5年以上電子書籍を利用していて、電子書籍化されていない作品に出会ったのは『ドリルを売るには穴を売れ』だけでした!
閲覧するのに端末が必要
電子書籍は閲覧するのに端末が必要です。
お手持ちのスマートフォンやタブレットがあれば、すぐに閲覧できますが、Kindle端末やKobo端末のような専用の電子書籍リーダーを購入する場合は別途費用がかかります。



また、外出先で端末のバッテリーが切れると、その時点で読書ができなくなってしまう点は紙の本にはないデメリットと言えますね。
紙の本と電子書籍は使い分けを推奨!


これまで紙の本と電子書籍のメリット・デメリットを紹介してきましたが、それぞれに違った良さがあるので、紙の本と電子書籍の使い分けを推奨します。
私自身、比率としては電子書籍で読書することが多いですが、下記のような形で紙と電子書籍を使い分けています。
自分が好きな本や何度も読み返したいと思っている本は紙で購入して目に見えやすい本棚に収納することが多いです。
電子書籍とは異なり、日常のふとした瞬間に本の背表紙が視界へ入り込む点は紙の本ならではの良さなので、大切な本を厳選して本棚で保管しています。



厳選することによって、収納スペースも圧縮されますし、自分にとって大切な価値観や考え方も再認識できるのでおすすめです!
あと、ふと立ち寄った書店で衝動買いした本などはその時の感情を大切にしてそのまま紙で読むこともあります。
一方、それ以外の本は電子書籍で購入することが多く、すぐに購入できたり、紙の本よりも安く購入できる点に電子書籍の魅力を感じています。



特に漫画はセールやキャンペーンでお得に買えることが多いですし、収納場所も取らないので、電子書籍がおすすめです!
まとめ:紙の本と電子書籍それぞれに違った良さがある
以上、私自身の実体験をもとに、紙の本と電子書籍のメリット・デメリットを紹介させていただきました。
紙の本は本ならではの質感が楽しめる点が魅力ですし、電子書籍は安く購入できて保管場所を取らない点が魅力だと感じています。
紙の本と電子書籍にはそれぞれ違った良さがあるので、読む本やシーンに応じて使い分けてみてください。
本記事があなたにとって最適な読書スタイルを見つける手掛かりになれれば幸いです。
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