10.3インチのディスプレイにAndroid OSを搭載しているカラー電子ペーパータブレット「BOOX Note Air4 C」。
2024年11月に日本でも販売が開始されており、BOOX Note Air4 Cの使用感が気になっている人も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、実際にBOOX Note Air4 Cを使って感じた魅力や気になる点を正直にレビューしていきます。
結論、BOOX Note Air4 Cは電子書籍を大画面かつカラーで楽しめる点が素晴らしく、ペンの追従性も非常に良いです。
BOOX Note Air4 Cを購入しようと検討している方はぜひ参考にしてください。
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BOOX Note Air4 Cの外観
BOOX Note Air4 Cのスペック | |
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発売年 | 2024年10月 |
価格 | 87,800円 |
OS | Android 13 |
CPU | Qualcomm 8コア |
RAM | 6GB LPDDR4X |
ストレージ | 64GB UFS2.2 |
ディスプレイ | 10.3インチ |
タッチスクリーン | Kaleido 3 Carta1200 ガラススクリーン |
解像度 | 【白黒】300ppi 【カラー】150ppi |
ライト | CTMフロントライト(暖色と寒色) |
バッテリー | 3700mAhポリマーリチウムイオン |
スロット | USB-C (OTG対応), microSDカードスロット |
サイズ | 226×193×5.8mm |
重量 | 438g |
防水機能 | 非対応 |
端末カラー | ブラック |
BOOX Note Air4 Cはこんな感じのパッケージで届きます。
黒の背景色に文字が銀で印字されているので、高級感が感じられますね!
パッケージを開封すると、以下の付属品が同梱されています。
- BOOX Note Air4 C 本体
- Pen Plus
- 充電ケーブル(USB-C)
- Micro SDカード リリースピン
- 取扱説明書
- 保証書
BOOX Note Air4 Cの本体カラーはブラックで、持ち手側はベゼルが太く、左右非対称のデザインとなっています。
背面のカラーもブラックですが、赤い直線がアクセントになっており、非常にカッコよいです。
付属のペンは本体の側面(右側のみ)にマグネットでくっつく仕様になっています。
重量は本体とペンを合わせて453gです。(本体:438g / ペン:15g)
私が利用しているiPad Air 5が461gなので、タブレットよりも少しだけ軽いイメージを持っていただければ!
ディスプレイとベゼルはフラットになっていて、横から見ても非常に薄いです。
BOOX Note Air4 Cを使って感じた魅力
実際にBOOX Note Air4 Cを使って感じた魅力を5つ紹介します。
大画面×カラーで視覚的に電子書籍が楽しめる
BOOX Note Air4 Cの最大の魅力は大画面×カラーで視覚的に電子書籍が楽しめること。
10.3インチの大きなディスプレイを搭載しているので、漫画を読む際にはより迫力を感じられますし、細かな描写まで楽しめます。
カラー対応の漫画を読んでみましたが、大画面×カラーの読書体験は非常に素晴らしい!
また、雑誌を楽しむのにも最適で、雑誌特有の細かな字も見やすいですし、何よりカラーで視覚的に楽しめる点が最高です。
これぞ大画面×カラーの強み!
様々な電子書籍アプリを利用できる
BOOX Note Air4 CはAndroid 13を搭載しており、Google Playストアが内蔵されているので、様々な電子書籍アプリを自由にインストールすることができます。
Kindleアプリをインストールすれば、Kindleストアで購入した電子書籍を読めますし、Koboアプリをインストールすれば、Koboストアで購入した電子書籍が読めます。
他にも「少年ジャンプ+」や「サンデーうぇぶり」など様々なアプリが利用可能です!
Kindle端末やKobo端末と違って、1つのデバイスで複数の電子書籍ストアを利用できるのはBOOX端末の大きな魅力です。
電子ノートとしての機能も充実
BOOX Note Air4 Cにはノートアプリが実装されており、電子ノートとしても活用することができます。
ノートのテンプレートも非常に豊富で、使い方も自由自在です。
利用可能なノートのテンプレート
- 白紙
- 12行横罫線
- 16行横罫線
- 20行横罫線
- 垂直線
- 方眼紙(大)
- 方眼紙(小)
- 格子点
- 五線譜
- 英語
- 戦略分析
- カレンダー
- コーネル式
- プラン
- マットグリッド
- マットグリッドⅡ
To Do リストは実用的に使えそうですし、Daily Plannerを使って1日の計画を書き込むのも良いですね!
また、ペンの追従性も素晴らしく、ブラシや色、線幅も自由に変更できます。
ツールも充実していますし、デザイン系の作業もしっかりこなせそうです。
画面分割にも対応
BOOX Note Air4 Cは画面分割に対応しており、アプリを開きながらノートを作成することができます。
電子書籍を読みながらメモが取れるのは非常に便利です!
電子書籍を読む用途以外にも使える
BOOX Note Air4 CはAndroid 13を搭載しているので、電子書籍を読む用途以外でも使えます。
例えば、Google PlayストアからGoogle Chromeをインストールすることによって、Webブラウジングも可能です。
割とサクサク動きますし、Web記事もカラーで読めるので、寝る前に調べ物をしたい時に重宝しています!
スピーカーも搭載されているので、YouTubeやAudibleも楽しめます。
YouTubeはスマホと比べると質が良くないので非推奨ですが、E-inkデバイスで動画を視聴できるのはすごいですよね!
他にもGoogle Playストアから様々なアプリをインストールできますので、色々お試しください。
BOOX Note Air4 Cの気になる点
一方で、BOOX Note Air4 Cを使って気になった点を3つ紹介します。
気軽に手を出しづらい価格
BOOX Note Air4 Cの価格は87,800円で、気軽に手が出せるような値段ではありません。
ただ、これまで紹介してきたように機能は非常に優れていますし、Kindle端末やKobo端末では代用できない素晴らしい価値を持っています。
購入するのに少し勇気が必要な価格帯ではありますが、BOOX Note Air4 Cなら電子書籍リーダー+電子ノート+タブレットの役割をこなせます!
長時間手に持って読書をすると疲れる
BOOX Note Air4 Cは10.3インチの大画面が魅力ですが、電子書籍リーダーとしてはやや重く、長時間手に持って読書をすると疲れます。
長時間読書をする場合はスタンドに立てかけて利用することをおすすめします。
電子書籍に直接書き込みができない
BOOX Note Air4 CはKindleアプリやKoboアプリを開いた状態で、画面分割によってノートに書き込みができますが、電子書籍に直接書き込みはできません。
同じ10インチモデルの「Kindle Scribe」や「Kobo Elipsa 2E」は直接電子書籍にメモを書き込むことができるので、この点の仕様は異なります。
電子書籍に直接メモを書き込みたい場合は「Kindle Scribe」や「Kobo Elipsa 2E」を検討してみてください。
まとめ:大画面×カラーの読書体験は素晴らしい!
以上、2024年11月に新しく発売された「BOOX Note Air4 C」の使用感をレビューさせていただきました。
10.3インチの大画面にカラーで電子書籍を楽しめるのは非常に大きな魅力ですし、ペンで書き込みもできるのでアウトプットも捗ります。
また、Android 13を搭載しているので、様々なアプリをインストールできますし、幅広い用途で活用できます。
電子書籍リーダーに電子ノート、そしてタブレットの役割もこなせる魅力的なデバイスなので、興味を持たれた方はぜひ購入を検討してみてください。