2024年9月に新しくBOOX端末の6インチモデル「BOOX Go 6」が発売されました。
これまで触ってきた6インチ電子書籍リーダーの中でも最もコンパクトですし、Android OSを搭載しているので様々な電子書籍ストアを利用できます。
本記事では、実際にBOOX Go 6を使って感じた魅力や気になる点を正直にレビューします。
Kindle端末やKobo端末との違いについても触れながら紹介するので、BOOX Go 6が気になっている方はぜひ参考にしてください。
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BOOX Go 6の外観・スペック
BOOX Go 6のスペック | |
---|---|
発売年 | 2024年9月 |
価格 | 27,800円 |
OS | Android 11 |
CPU | Qualcomm 2.0GHz 8コア |
RAM | 2GB LPDDR4X |
ストレージ | 32GB eMMC |
ディスプレイ | 6インチ |
タッチスクリーン | HD E-ink Carta1300 スクリーン |
解像度 | 300ppi |
ライト | CTMフロントライト(暖色と寒色) |
バッテリー | 1500mAhポリマーリチウムイオン |
スロット | USB-C, microSDカードスロット |
サイズ | 148×108×6.8mm |
重量 | 143g |
防水機能 | 非対応 |
端末カラー | ブラック |
BOOX Go 6はこんな感じのパッケージで届きます。
BOOX製品おなじみの黒色のパッケージ!
パッケージを開封すると、以下の付属品が同梱されています。
- BOOX Go 6本体
- 充電ケーブル(USB-C)
- Micro SDカード リリースピン
- 取扱説明書
- 保証書
BOOX Go 6の本体カラーはブラックで非常にシンプルな色合いです。
背面のカラーもブラックで、下の方にさりげなくBOOXのロゴが印字されています。
重さは143gで、これまで使ってきたどの電子書籍リーダーよりも軽いです。
ディスプレイとベゼルの間には溝がない構造となっているので、埃が溜まることもありません。
BOOX Go 6を使って感じた魅力
実際にBOOX Go 6を使って感じた魅力を3つ紹介します。
文庫本よりも軽くて小さい
私はこれまでに17台の電子書籍リーダーを利用してきましたが、BOOX Go 6は最もコンパクトなモデルだと感じました。
サイズ感としては文庫本よりも小さいですし、軽いので持ち運びもしやすいです。
このサイズ感なので誰でも片手でしっかり掴めます!
Kindle端末とKobo端末の6インチモデルと並べるとこんな感じ。
Kindle(第11世代) | Kobo Clara BW | BOOX Go 6 | |
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サイズ | 157.8×108.6×8.0mm | 160×112×9.15mm | 148×108×6.8mm |
重さ | 154g | 175g | 143g |
コンパクトさにこだわりたい方はBOOX Go 6がおすすめです!
様々な電子書籍アプリに対応
BOOX Go 6はAndroid 11を搭載しており、Google Playストアが内蔵されているので、好きなアプリを自由にインストールすることができます。
Kindleアプリをインストールすれば、Kindleストアで購入した電子書籍を読めますし、Koboアプリをインストールすれば、Koboストアで購入した電子書籍が読めます。
他にも「少年ジャンプ+」や「サンデーうぇぶり」など様々なアプリが利用可能です!
Kindle端末やKobo端末と違って、1つのデバイスで複数の電子書籍ストアを利用できるのはBOOX端末の大きな魅力です。
HD E Ink Carta 1300スクリーン搭載
BOOX Go 6には最新の「HD E Ink Carta 1300スクリーン」が搭載されています。
300ppiの解像度を有しており、文字もよりシャープで見やすくなりました。
また、コントラストも強化されており、黒はより深く、白はより明るくなっています。
文句なしの読みやすさ!
BOOX Go 6の気になる点
一方で、BOOX Go 6を使って気になった点を2つ紹介させていただきます。
6インチモデルの中では価格がやや高め
BOOX Go 6の価格は27,800円で、6インチモデルの中では価格がやや高いです。
Kindle(第11世代) | Kobo Clara BW | BOOX Go 6 | |
---|---|---|---|
価格 | 14,980円 | 20,980円 | 27,800円 |
ただ、先ほど紹介したように、BOOX Go 6は最もコンパクトですし、複数の電子書籍アプリを利用できます。
Kindle端末はKindleストアで購入した電子書籍、Kobo端末はKoboストアで購入した電子書籍しか閲覧できません。
アプリの自由度を考えると割と妥当な値段だと思います!
RAMの2GBがやや物足りない
BOOX Go 6はRAMを2GBしか搭載しておらず、少し物足りなさを感じました。
端末に搭載されている作業用のメインメモリのこと。RAMの容量が大きいほど、処理速度が速くなる。
実際にBOOX Go 6を触ってみましたが、アプリを起動するのに時間がかかったり、文字を入力する際に若干もたつきが感じられます。
アプリを起動するのに少し時間がかかりますが、アプリが起動できれば割とスムーズに電子書籍を閲覧できます!
BOOX端末の処理速度を重視したい方はBOOX Go Color 7(RAM:4GB)やBOOX Palma(RAM:6GB)を検討してみてもいいかもしれません。
まとめ:BOOX Go 6を購入すべき人
以上、2024年9月に新しく発売されたBOOX端末の6インチモデル「BOOX Go 6」をレビューさせていただきました。
最後に本記事のまとめとして、BOOX Go 6を購入すべき人の特徴を記しておきます。
- 最もコンパクトな電子書籍リーダーが欲しい
- 複数の電子書籍アプリを利用したい
BOOX Go 6は数ある6インチの電子書籍リーダーの中でも最もコンパクトな点が魅力です。
持ち運びもしやすいですし、読んでいて手が疲れることがありません!
また、Kindle端末やKobo端末と違って、Android OSを搭載しているので、様々なアプリをインストールできます。
複数の電子書籍アプリを利用したい方はBOOX Go 6の購入を検討してみてください。